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cgUT岩手のあの曲について、#cg_ootdが初参戦のmiroirPにちょっと語らせてくれ

こんにちは。いっちー(@itchee612)です。
久川凪と久川颯、ユニットではmiroirとなの・くらうんの担当をやらせて貰ってます。

そんないっちーが、今回のライブで披露されたMOTTO!に抱いている思想について、ちょっと語らせてください。


久川颯とSola-irisとサマーサイダーとソロ曲

そもそも久川颯は今回 Sola-iris として舞台に立っています。
Sola-irisとは、久川颯と乙倉悠貴のデュオユニット。
楽曲【サマーサイダー】を引っ提げ登場したセーシュンユニットです。

そんなサマーサイダーのコミュ、これを読んでくださった方はもうご覧になられましたか?

「見てない人は見ろ」

と言いたいところですが、ここで軽く紹介させて頂きます。

久川颯目線でサマーサイダーとは、一言で言うと、

「サイコーの"久川颯"を粉々に砕かれた後、今の自分自身をもう一度見つめ直すストーリー」です。

そもそも久川颯は、所謂「井の中の蛙」でした。

"凪に比べて" なんでもできる
"周りの中では" 突出してる

比べられるのが嫌で上京したのと裏腹に、自分自身でもやはり周りと比較することで自信を膨らませていました。

それを裏付けるかのように、
オーディションでは何も気にとめられることなく、普通に落とされる寸前でした。

「絶対キラキラのトップアイドルになれる」
ただ、根拠の無い自信と、持ち前の要領の良さで、
アイドルになった後の、たくさんの困難をするりするりと避けることができていました。

例えばそのひとつが「無個性」です。
個性の塊のようなアイドルである久川凪が同期になってしまったということもあり、本人も周りも比較してしまいがちでした。
颯自身は一度、comic cosmicのコミュで「正統派なのがウリだから気にする必要ない」と結論づけていますが…

徳島でもアイドルでも、そんな日々を繰り返してきたことで、「求められた"久川颯"をこなす」生活に慣れきってしまいました。
そのため、ソロ曲のコミュで自分自身がなりたいもの、やりたいことを聞かれた際、その気持ちに蓋をしてしまいます。

お待たせしました。これらが限界値に達したのがサマーサイダーのコミュです。

乙倉悠貴という、笑顔で努力するのが当たり前の年下の先輩正統派アイドルとデュオを組むことになったのをきっかけに
「自分は頑張って努力してるのに勝てるわけない」「これからずっと比較される」「アイドル辛い」
とプッツリと糸が切れて逃げ出してしまいました。

それを乗り越え、自分に正直に、「今はなんにもできないけど、これからなんでもできるもん!」と再スタートを切ります。
ここは、久川颯役の長江里加さんが本気で泣いてしまって出た迫真の演技をぜひ見て欲しいです。(ダイマ)

久川凪とMOTTO!

サマーサイダーの約1ヶ月後、デレステ7周年の楽曲としてMOTTO!が公開され、そのセンターに久川凪が抜擢されました。

MOTTO!のコミュにおけるテーマは「既存ファンに受けるライブではなく、流行りに乗って新規ファンを獲得する」ことでした。

これを久川凪で置き換えると、「ナギナイズの封印」ということになります。

あの久川凪が個性を封印する...!!?
と思ったのも一瞬で

難なく周年、そして大型ライブのセンターを務めあげてしまいました。
このアイドル、強すぎます。

(これは意図しない偶然でしょうが、サマーサイダーからMOTTO!までの1ヶ月はSfC予選Aでした。そこで久川凪は快挙となる予選1位通過をもぎとっています。)

ようやく自分の道を走り出した久川颯と対極に、元々の目標すら超えて、"アイドル"すらできるようになってしまった久川凪。

ここから久川颯の熱い一年半が始まります。

台風の後に吹き抜ける疾風

実は先程のサマーサイダー→MOTTO!の流れの中で久川姉妹の距離がより一層離れていっていました。

具体的には、サマーサイダーでアイドルを辞める直前まで行った久川颯に対し、凪はただ見守ることしかしなかったり。(全てが終わったあと、頭をめちゃくちゃ撫でた描写しかない)

#cg_ootd以降、久川姉妹が公演で共演しなくなったり。

miroirの時にふたりが掲げた新たな関係性である「バディ」は、この時期にまた新たな関係性へと変化していたと思います。

アイドルとしては一番超えるべきライバル、そして相手がアイドルの世界から帰ってこられる場所に。

そんな状況で、久川颯は自分の道を駆け抜けていきます。

まずはcgコンステでのソロ、サマーサイダー、そしてVOY@GERの披露。

昔、コミュ内で不相応な舞台だと言われたVOY@GERを決意の2曲の後に歌いました。


キラキラなんて言葉じゃまだ足りない


これ、キラキラな世界のワタシにしか歌えない歌詞ですよね… 重すぎる。

そして、SfC予選Dグループ、接戦を勝ち抜き見事1位を制しました。

その直後にブランフェス限定SSRの実装、追い風に乗ってSfC本選では4位、久川姉妹史上初の5位以内を勝ち取れました。

その後MOIW2023では、久々にmiroirとして舞台に上がることになりました。
待ち受けプリンスでは、凪に対抗する裏話があったりもします。(該当シーンはダイジェストに抜かれているので見てみてください)

「この恋の解を答えなさい」「WINTER and WINDOW」では、相当に成長した姿を見せてくれ、
そしてその直前の温泉限定SSRで、まだ自分の中の熱が消えない、と話していました。

とんでもない成長スピードです。

そしてConnecTripへ…

再度Sola-irisとして、ソロ、サマーサイダーを歌うことになった久川颯。
あの時から、ひと回りもふた回りも成長しています。

そこで、またMOTTO!が現れたわけです。
今度は自分が歌う楽曲として。

そもそも、MOTTO!とは「おしゃれに身を包むことで、素敵な自分を探す曲」です。

その中で、大事になってくるのがMOTTO!とMotto。
この曲では明確に表記分けがされています。

ひとつは「もっと=more」、そしてもう1つが「モットー」です。
モットー。それは自分の指針。自分を自分らしくあらせるための指針です。


ここで今一度MOTTO!の歌詞をGoogle等で検索して読んでみてください


そんな曲を久川颯が歌うんですよ!


当時の久川凪が立っていたステージと同じ景色かは分かりません。


ただ流行りに乗るなら、正統派なら、はーの土俵だ!
絶対に負けてない!

そんなステージに感じました。

余談


個人的にcg_ootdの時一切予習せずに行ったハンドメイドスマイルとずるじゃんを大好きになった状態で聞けたのも本当によかったし、MOTTO!のコールをようやくできたねの気持ちがクソ強かった。
配信童貞の10th福岡の時点ではまだ14歳推しじゃなかったので、もりのくにからと楽園もちゃんと予習して聞けたのもよかったし、かぼちゃ姫をちゃんと全ての歌詞のストーリーを認識した上で聞けたのも最高でした!

終わり!!








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