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予備試験一般教養で21点以上を目指す戦略

割引あり



(8/1 追記)返金について

 令和6年度予備試験の受験前に記事を購入いただいた方で、この記事を参考にしていただいて、一般教養21点以上とれず、不合格となった方に対して、ご購入金額の返金を行いたいと思います。
   この記事がお役に立てず申し訳ありませんでした。
    返金希望者の方は、X(旧Twitter)で@libertadleven宛にDMをいただきたいです。
 note記事の購入がわかるものと、短答試験の成績通知書をご提示いただければと思います。

はじめに

 予備試験の一般教養は点数が法律科目の1科目の2倍の配点がされており、軽視できないが、時間帯効果の良い有効な対策もなかなかないというのが現実的なところです。
 一方で、短答式試験は3点差以内で何百人という人の合否を分ける試験であるため、一般教養の1問がとれていれば、合格していたという人が少なくないのも事実です。
 この記事では、一般教養の全年度を解いた経験から、私が最適と考える一般教養対策について解説したいと思います。 以下の方を想定して記事を書いています。

  •  大学受験をそんなに真剣にやらなかったので、一般教養に自信のない方

  •  大学受験はしっかりやったけど、もうその時の知識は忘れている、もしくは、一般教養の過去問をやったけど、過去の知識が役に立たないと感じている方。

  • 法律科目で安定して7割はとれるが、それ以上なかなか伸ばすことができない方。

  • 法律科目の過去問を完璧にしすぎて、もう過去問をやってもほぼ全問正解してしまう方。

  • 大学受験の知識もそれなりに残っているので、一般教養で高得点を目指したい方。

一般教養対策だけの視点で考えない

 まずは、前提として、一般教養対策だけの視点で考えないことは大切です。 短答式試験は、科目ごとの基準点みたいなものがないので、極端な話は、1科目ゼロ点のものがあっても、合計得点として、合格基準点を超えていれば、合格できる試験です。
 そのため、一般教養の点数にこだわる必要はなく、法律科目含めて、合格点を超えるための最適な戦略を採ることが必要です。 具体的には、自分の一般教養でとれそうな点数の実力と、法律科目で見込めそうな点数を考慮し て戦略を立てる必要があります。
 令和5年でいうと合格基準点は 168点ですので、大きく分類すると、以下の3つの得点割合になるのではないかと思います。
①法律科目で8割(168点)をとって、一般教養0点でも、 合格する。
②法律科目で7割(147点)をとって、一般教養21点(7問正解)で、合格する。
③法律科目で6割(126点)以下で、 一般教養42点以上(14問以上正解)で、合格する。

法律科目で6割(126点)までは、ほぼ全ての人で、一般教養対策をやるよりも、法律科目の勉強をした方が、得点効率が良いです。
既に6割はとれている人によっても、そこから法律科目で7割(147点)を目指す方が、一般教養で7問追加で得点するよりは、簡単な人の方が多いでしょう。

一番悩ましいのが、既に法律科目で7割(147点)とれている人です。そこから、8割(168点)にするのは、かなりの勉強が必要なので、一般教養0点で合格することを目指すよりも、当日だけでも頑張って、一般教養で21点(7問正解)を目指す方が、得点効率は高いと思います。

具体的な一般教養の対策はやはり人によって大きく異なるので、大きな分類をして、以下対策を書いていきます。

戦略分類

戦略1:  全く考えないで確率だけに頼る方法
戦略2:  英語を得点源にする方法
戦略3:  全く一般教養対策しないで、当日可能な限り全力を尽くす方法
戦略4:  自分の得意な分野だけ対策をして、当日可能な限り全力を尽くす方法
戦略5:  全般的に対策をして、当日可能な限り全力を尽くす方法

この中で、多くの人にとってもらいたいのが、戦略3です。 試験までは法律科目に勉強時間を集中して、当日だけ一般教養を頑張るというものです。詳しくは後程解説します。

戦略1:  全く考えないで確率だけに頼る戦略

この方法は純粋に過去のデータからの確率だけで勝負する方法ですので、当日全く頭を使う必要もありません。
ただ機械的に作業を行ってもらう形になります。

間違った戦略: 同じ番号を20個マークする

1問目から20問目まで同じ番号を書くという戦略が紹介されることがあります。
例えば、過去で一番正解数が多いのが、「4」の選択肢なのですが、この戦略をとった場合、令和2年だと10問正解で、30点とれることになります。
そのため、有効な戦略とも思えます。
しかし、その前年である、令和元年にその戦略を採ると、6点しかとれず、ランダムで書いた場合の12点という期待値よりも、低い点数になることもあり得ます。
1問目から20問目まで4を選んだ場合は、具体的には以下の結果になります。
平成23年 12点
平成24年 6点
平成25年 9点
平成26年 30点
平成27年 9点
平成28年 15点
平成29年 12点
平成30年 12点
令和元年 6点
令和2年 30点
令和3年 12点
令和4年 24点
令和5年 21点
この戦略は下振れもすごく、平均すると期待できるのは、15点です。
そのため、完全にランダム12点よりも高いので、この戦略も全く間違いというものではないです。


正しい戦略: 過去データから最適解を導いたものをマークする

  (8/1 追記)
 以下方法を記載しておりましたが、令和6年では、結果6点となり、全く使えない番号となりました。 申し訳ありません。
 この戦略は今後はとらないようにお願いします。

   具体的な解答方法は後述しますが、この戦略をとった場合の、平成23年から、令和5年までの点数は以下になります。
 平成28年の1年を除いては、21点以上はとれる戦略といえます。
 あくまでも、過去データに基づいたデータなので、令和6年以降で確実にこの点数を保証するものではありませんので、ご注意願います。
平成23年 36点
平成24年 21点
平成25年 21点
平成26年 24点
平成27年 27点
平成28年 15点
平成29年 27点
平成30年 30点
令和元年 21点
令和2年 39点
令和3年 21点
令和4年 36点
令和5年 36点

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