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大規模プロジェクトで「すすめる」とは

基幹システム刷新プロジェクトなど大規模プロジェクトで、
よく耳にした「すすめる」という言葉を考えてみた。


目的:たどりつく、手段:すすめる

「すすめる」行為は、必要だが、目的ではない。
目的に「たどりつく」ための、手段:「すすめる」と考えた。

現在地目的地を確認する(気づく)
地図上で経路を定める(考える)
③ものごとを「すすめる」(計画・実行する)
①②③を繰り返し、目的地に「たどりつく」(達成する)

①現在地と目的地を確認する(気づく)

解釈の余地に留意し、現在地を確認する。
目的地を認識・調整・合意する。

②地図上で経路を定める(考える)

地図上で現在地から目的地への経路を認識・調整・合意する。
過去に使えた地図でも、前提条件に留意し、原理原則レベルにする。

③ものごとを「すすめる」(計画・実行する)

②で考えた結果を計画・実行する。
①で実行結果を確認する。

基幹システム刷新の場合

本稼働時のシステムの目的地は、
解釈の余地がない、ピンポイントになることを踏まえる。

部門・システムをまたぐ場合

分業する場面が多くなり、目的地をチーム間での認識・合意が、
さらに困難になり、さらに重要度が増すことを踏まえる。

最後まで目を通していただきありがとうございます。
お気づきの点をご示唆いただければ幸いです。


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