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美容師のSDGs(サロンワーク編)



こんにちは、100まで21198日、昨日からiPhoneのLINEのアイコンと背景のグリーンの色味がいい感じに変わって嬉しい趣味美容師ウルマです。


本日は美容師の持続可能な働き方について考えていきたいと思います。


と言いつつも、正確には働き方の持続性というより「お客さんへの提案」という視点かもしれません。


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▼持続可能な開発目標って何?
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と、本題に行く前に、いわゆる「SDGs」について改めて共通認識を確認しておきたいと思います。

SDGsとは、

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持続可能な開発目標(じぞくかのうなかいはつもくひょう、英語: Sustainable Development Goals: SDGs〈エスディージーズ〉)とは国連の持続可能な開発のための国際目標であり、17のグローバル目標と169のターゲット(達成基準)からなる[1]。SDGsとは、これらの英語の頭文字と最後のスペルをとったものである。また、その中にも232の指標がある[2]。
(wikipedia参照)
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最近のことでいえば、今月3日の国内における2030年までなのかガソリン車の禁止についてなんかも、このSDGsの流れですよね。


ただ、色々学んでいくと、やはり「2030年」というキーワードが浮かんできます。


話が今日のテーマとはそれちゃうので、ここでは簡単にしちゃいますが、やはり2030年のスーパーシティ構想と関係していることは明確ですよね。


ぜひ、スーパーシティ構想で検索してみてください。

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▼2030年を目標にした大局と背景
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個路無になったり、国のトップが変わったり、新生活習慣の当たり前化などの大きな変化が起こった2020年の様々な出来事の背景には、、


こうした2030年に向けた大きな流れというか大局があると感じてきました。


その中で、これまで美容師として生きてきて、そしてこれからも美容師としてやっていこうとした時には、この大きな流れは無視できないと思ったんです。


当然はじめから、そんなことを考えていたわけではないんですが、、、


時代の変化とともに流れがどこに向かっているのかっていう背景を知りたくて、情報を取り入れてきました。


その結果、日々情報を精査していくな中で、少しずつ自分の感覚の輪郭が見えてきた気がします。

これは独立した時に感じていたんですが、

1人サロンは自由だけど、その分自分から情報を取りに行かないと、誰かが教えてくれることはないってことです。


今、あらためて情報社会の中で、自分にとって必要な情報にたどり着くことの難しさを実感しています。


これは終わりがないわけだから、これからも多くの情報に積極的に触れることが必要なんだと思います。

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▼今やってることはずっと出来ること?
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そんな、大前提の上に美容師をしているという現状があるという事実です。


だから、僕がこの5年間考えてきたことは、「今やってることがこの先もずっと出来ることなのか?」という視点です。


そう考えると、1人サロンでのサロンワークなんて、めちゃめちゃいい事例だと思います。


これまでの、1人サロンワークでの仕事では、厳しいんだと感じます。


それに気づかせてくれたのは、僕の場合サロンで倒れた経験です。


「今やってる1人サロンワークではずっとできないから、早く対策を始めろ!!」って言われたんだと思えます。


このサロンで倒れた体験をきっかけにして、今やってること(やりたいこと)を、この先もずっと出来ることに変えていく必要性に気づいたんです。


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▼1つの問いかけで見えてきた2つの道
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自分の中に落とし込んでいこうとした時、自分にこの質問を投げかけることで客観的に判断しやすくなります。


「それは、この先も続けれることか?」という問いかけです。


この質問を1人サロンをしていきたいと思っていた自分自身にした時に見えた答えは、「続けれるけど、多分これだけでは無理」でした。


これが、一つ目の道です。


それは100歳まで現役で美容師をしたいという目標があったことも理由にありますが、、、


僕自身が、美容師としてサロンワークに立ち続けていく「目的」自体を「持続可能な働き方」に変化させなければ、いけないと思ったんです。


で、


もう一つの道というのが、日々、サロンワークをする中で実際に自分がしてきたお客さんに対する施術内容への問いかけです。


「それは、この先もずっと提案し続けれることか?」
という問いかけです。

その答えは、僕の中ではこれまた「NO」でした。

今、目の前にいらっしゃるお客さんの髪をデザインすることをしてきましたが、その施術だけをこの先もずっと続けていった先には、お客さんの髪の幸せはないと思ったんです。

どうしても、目先の売上を意識してきた結果、自分が理想とする「美容師道」からそれた提案をしてきた経験があります。


本当は、髪の健康や、本来の美をデザインしていく際に必要のないものでも、プラスしていく、足していく思考の時は、見えてこなかったことがあったし、矛盾や違和感を感じてきました。


結果、本質からそれた提案を繰り返し、お客さんの髪は見た目は綺麗かもしれないけれど、本質からは遠ざかっていきました。


僕が理想とする「美容師道」は、「素をいかす美しさ」だったこともあって、思考としてはマイナスしていくこと、カットと同じく、引き算していくことで本質に近づけたいという思いなんです。


それが、僕の美容師道のコアにあるので、今していることが持続可能なことなのか?という見方を自分自身に対してした時に、答えを見つけるのはあまり難しくはありませんでした。


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▼あらたな1人サロン道を創っていくこと
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「今やってることが、100まで美容師をする上で、ずっと続けていけることなのか?」


「今サロンで提案していることが、お客さんの髪の美しさをこの先もずっと守っていけることなのか?」

これらの問いに対する答えが、僕の美容師人生の答えなんですが、それはどこを探してもその答えはありませんでした。

自分が目指す理想の美容師道の答えは、自分の中にしかないことにやっと気づき始めたのが数年前、それからの毎日は試行錯誤の連続でしかないわけですが、

それを続けていくことで、「100まで趣味美容師」という考え方や、そのために続けていくサロンの型、提案のカタチが、持続可能なことだったと証明していくしかないと思っています。

というわけで、美容師にとって持続可能な働き方こそ、これから先の時代も美容師をし続けていく上で必要な生き方なんではないかと確信しています。


それでは今日はこの辺で。

ありがとうございました。


100歳まで趣味美容師ウルマ

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