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忘れたと気づくまで忘れたことは知らない

「忘れものしてませんか?」


そう聞いてくれる人たちは優しい。でもそんな優しさをもらいながら、僕はたいへん多くの頻度で忘れものをしてしまうのです。忘れてはいけないとは思っているけれど、本当は何をチェックしたら忘れないのかがわかってないから、なんとなく「たぶん大丈夫」と思って、出発してしまうんです。

忘れものをしてないか、そのときに聞かれても「してないと思っている」というのが本当なのです。自信満々で忘れものをしてないと思っているのにもかかわらず、あとになって「あれ、スマホがない」ってなるのです。


そのことについては僕がいちばん不思議です。ですがこれがどうもやめられずに大人になってしまって、相変わらずこんな感じで日々を過ごしてます。

今日はまたスケジュールを入れ忘れていることに気づき、別でご飯の予定をしていた件を再調整してもらわなくちゃいけなくなりました。あー・・・。


なんか、忘れものをしたことに気づくまでは、忘れものじゃないのかもしれないと思ったりして。もはや必要でないものと思い込んでいるのかもしれないが、結局はやっぱり必要だって思ったとき、それを持っていなかったことを初めて気づき、自分がどこかに置いて、忘れてきてしまった事を知るのかもと思います。いや、だからどうしたという話です。どうでもありません。


そんなことは本当にどうでもいいから忘れないようにしたいんですが。
いや本当に忘れものしないようにするのめっちゃむずかしい。

急に読者の方からサポートもらえてマジで感動しました。競馬で買った時とか、人にやさしくしたいときやされたいとき、自暴自棄な時とか、ときどきサポートください。古民家の企画費用にするか、ぼくがノートで応援する人に支援するようにします。