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イタリアで、あってはならないドナルドダックを見る

Vol.071

イタリアに戻ると、全くをもって時間の流れが遅い。
遅いのは錯覚であり当然なのだが、サマータイムが始まったので日照時間が長いのである。
したがって、遅い時間にまで太陽はしっかりとある。

時差ぼけ中に寝ることに罪悪感?!

時差ぼけ中というか、私はたいてい22時までには眠るようにしている。
時には夜更かしすることもあるが、基本的には22時までに眠る。
日本からの到着した後は、21時ごろに眠る。
流石にこの時期の21時は暗いが、チョットすると21時がまだ夕方のような空模様でいる。
なのでこの時間に眠っていいのか? と悩むこともあるが、眠さには変わらない。
その分、朝起きるのが早い。
たいてい5時か6時ごろである。
しっかりと8時間は眠るように癖をつけている。
眠るというか、身体を休ませるという言葉の方が合っている。

とは言っても時差ぼけは、イタリア→東京よりも、東京→イタリアの方がコントロールしやすい。

春で広場は人出で賑わう中に、呑気なドナルド

時差ぼけを直すには、太陽のある日中の街歩きである。
久しぶりにサンカルロ広場の方へ行く用事があったので、カステッロ広場まで歩こうとした。

車が通れない広場だからか、サンカルロ広場は色々な催しが行われることが多い。

そんな中、見てはいけないドナルドダッグやミッキーマウスが広場によくいる。

ドナルドダックのおじさん準備中。

子供達だけでなく、大人でもディズニーが好きな人は多いだろう。
イタリアは時々新しいデザインなのか? という着ぐるみの風船販売である。

ディズニーランドではタブーが、イタリアではOKなこと

ディズニーランドに勤務してた方々と、以前結構仕事していたので、そのルールは知っている。
絶対にキャストはゲストの前で日常を出してはいけない。

そしてミッキーマウスがフューチャーランドにいる時は、絶対に他のゾーンにいてはいけないなども徹底管理されている。

まして着ぐるみをゲストの前で脱ぐのは絶対に御法度だ。
ディズニーランドでは、夢を壊さないように全力でキャストは頑張っている。

だけどイタリアでは、特にディズニーランドというわけでもないので、どこかで入手した子供大好きなキャラクターの着ぐるみを着た風船売りがいて、なかなか子供に人気である。

結局を持ってディズニーキャラクターは、どんな状況であっても夢を販売することができるのだとイタリアでも悟る。

なのでたとえ姿は変わろうとも、代替えで済むことがある。
でも実際に本物に触れると偽物というのがわかる。

ただがんじがらめの規制を作って、他人の模倣する行動に制約をつけるより、少し緩めに誰もが楽しめるようにした方がその本物の価値は上がる。

なのでやっぱり本物の勝ち。

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