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2020.06.13「ハイフリ・イズ・ビューティフル」

今日は雨模様。しかし久しぶりにがっつり出かけた。房総半島の先の方、金谷港からフェリーに乗り、三浦半島、久里浜港へ。今日は横須賀へ劇場版はいふりを見に行った。

もちろん、横須賀にはそんな遠回りをせず普通に電車で向かった方が早いし安い。だが、船に乗って横須賀を目指すということがなんだかとても特別なことのように思えたのだ。それにここ数ヶ月移動欲というものを満たせていないということもあり、そうすることを決めた。

金谷港はJR内房線浜金谷駅から徒歩10分弱。内房線も総武線快速の終着駅として設定される君津より先はかなりの過疎ダイヤで、昼間は1時間に1本ほど。朝ICカードにチャージしていなかったことがたたって一本電車を逃したが、そのせいで浜金谷に着くのが1時間遅れた。電車内ではまたラノベを読んだ。『ジャナ研の憂鬱な事件簿』、学園ミステリものと言ってよいだろうか。ガガガ文庫から3年前に刊行されている。実は筆者がリアルの知り合いで、それを知って購入したのだが、感想等はまた読み切ったら書きたい。

久しぶりに乗ったフェリーはあいにくの曇り空だったが、雨は降っていなかったので甲板で風を感じながら海を眺めたり、はいふりカメラではいチーズ!したりした。あと、フェリーに乗ったら必ずしていることが、High Free SpiritsとRipple Effectを聴くことだ。特にどこまでも広がる海を眺めながら「七つの青は今日も……」とつぶやくのは最高に気持ちがいいので、ぜひやってみてほしい。ちなみに金谷-久里浜の東京湾フェリーは日中約1時間に1本で運行され、片道運賃は800円。久里浜と金谷という場所は少し行きにくいが、手軽な船旅ができるのでオススメだ。

この東京湾フェリーに乗るのはこれが2回目だ。初めて乗ったのは3年前。逗子に住む大学時代の友人と一緒にチアフルーツの聖地である大多喜へ行った際、逗子→久里浜→金谷→大多喜というルートで使った。彼も当然はいふりは大好きで、一緒に乗船しながらはいふりカメラで盛り上がったものだ。彼とは2月に一緒に劇場版はいふりを観に行ったり、連絡はまれにしかしないが今でも仲良くさせてもらっている。


さて久里浜についたらバスに乗り京急久里浜へ。そこから横須賀中央駅はすぐだ。乗船中は降っていなかった雨も、横須賀に着くとザーザー降り。オタク友人と合流し、劇場版にも出てくるとんかつ方丈へ入ってみた。が、残念ながら持ち帰りのみの営業。せっかくなので劇中登場した肉巻きミルフィーユカツおにぎりを購入。オタク向けプレゼントとして、クリアファイルか劇中場面のランチョンマット(紙)をもらえるというので、ランチョンマット(紙)をもらった。ちなみに肉巻きミルフィーユカツおにぎりは税込み1,620円。ま、まあたしかに高いけどさ……。とんかつ方丈に入るのはこれが二度目だったが、店内を見渡してみると劇場版で登場していたあのテレビは実際の店舗にはなかった。(でもはいふりのポスターとかはいふりオタクグッズとかがあるよ)

テイクアウトしたはいいが、ザーザー降りの雨の中、外で食べられる場所もない。お店の人にどこで食べればいいか尋ねれば良かったと後悔しつつ(私後悔後悔後悔中!)、ぶらぶら歩きながら結局映画館のあるショッピングセンターまで歩くことになった。そこでようやく食べることができたのだが、なるほどちゃんとしたとんかつ屋さんで作っているだけあって味は申し分ない。量も一口から三口サイズくらいにカットされたそれが6つくらいは入っており、これひとつで昼食くらいならまあまあ腹も満たせるくらいだ。なので値段設定には特に文句はないのだが、それにしても3~400円で大きめのやつをひとつ、歩きながら食べられるようにとかじゃダメだったんだろうか。店内で食べるにしても一品料理のポジションにある方が頼みやすくていいように思うのだが……。


映画の方はもう観るのも10回目になるが、文句なし。最初に観たときの感想である「俺はこの日のためにこれまでインターネットをやってきたんだ」という気持ちはそのまま、10回観てもまったく変わることはない。細かい感想についてははてブロにも書いているし今さら書くことはないが、冒頭「ようこそ横須賀へ!」のところでああ俺は今初めて本当の意味でこのシーンで感動できるんだなと思ったり、肉巻きミルフィーユカツおにぎりのおいしさを知ったうえでみんなが腹ごしらえするシーンを見ると質感が違うなと感じたりした。何より横須賀HUMAXは2年前劇場版ハイスクール・フリートの制作が発表された地でもある。2年経っても変わらず、そしてこんなにも素晴らしい劇場版ができたことでなお一層、はいふりのことを好きでいられることにはやはり思うところがあった。


映画の後は横須賀の駅の近くの居酒屋へ。居酒屋で酒を飲むのもなんだかんだ久しぶりだ。ねぎとろと生海苔雑炊が美味しかった。


久しぶりに外出したわけだが、当然ながらお金を使った。フェリー代含めた交通費で約4000円、映画代が1900円、昼夜の飲食に6000円、あと競馬の負け分が3500円…… そりゃあ4月以降土日の外出がなくなったら出費は多少減るし経済は止まるわな、という気持ちになる。


はめふら11話、ビューティフルアニメーション。各キャラがカタリナに救われた思い出を回想するシーンはグッとくるものがあったし、なにより現世との、そしてあっちゃんとの別れのシーンが抜群に良かった。「今」カタリナがいるべき世界は――。最後手を伸ばして少し指先が触れて別れてしまうのも、あっちゃんそしてソフィアとして、二人の「縁」は切れてしまったわけではなく、続いているんだという救いの表れでもあったわけだ。あー美しい。ただもちろん、カタリナ以前のカタリナの魂はどこへ?という疑問がくすぶっていることもわかる。観賞態度としてはそこは気にしないというのが楽なのかもしれない。自分もいろいろ考えてみたが、今一つ納得のいく解釈は打ち出せていないというのが正直なところだ。ただこれに関しては突き詰め過ぎずに「流す」というのが、ある意味逆に作品に対して真摯な態度なのだと自分を納得させてもいる。アニメ見るのが得意/不得意ってこういうことに対する取捨選択の仕方だと思っているので。(こういうことを納得がいくまで突き詰めることに対してアニメ視聴が不得意だと言っているわけではないが、こういうことが気になりだすと作品全体の良さを認められなくなるというのであれば、それはアニメを見るのが不得意だろうと私は思う)


明日はエプソムCとマーメイドS。さすがに16番人気(午前3時時点)ならゴーフォザサミット狙ってみてもいいと思うんだがな。北村宏騎乗のときは16番人気11着(天皇賞秋)、10番人気5着、3番人気4着と走ってもいないが悪くもない。もちろんこなくてもともとという気持ちで買わないといけないが、レイエンダとのワイドでも150倍(!)近くつくのはおいしいと思わずにはいられない。いや、まあ来ないかな…… でも複勝くらい買ってもいいと思うんだよな。


本日の視聴アニメ↓

つり球8話、魔法科高校の劣等生25話、はめふら11話

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