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2023.07.27「祝福」

ナナニジ夏祭りを終え、(来週TIFはあるが)久しぶりに少し落ち着いて日々を過ごしている、気がする。でもまだ先週の計算中も見れてないし土曜の配信も見れてないんだよな。少しの間アニメの方に振って、でも明日はいずれも見ていこうと思う。


夏祭りは本当に楽しかった。人生で初めてツアーの全通というのをやったわけだけど、どの公演も楽しくて、どの公演にも思い出がある。中でも名古屋公演は最高の位置取りで人生のベストライブを暫定で更新した。名古屋公演で望月が見せた悔し涙はあまりにも印象的で、後日白沢のメッセージに呼応するツイートでの宣言と合わせて、彼女の想いはこのグループにとって本当に必要な情熱だと思った。


このあたりを薄れないうちに文章に残しておくべきだとは思うのだけど、正直今はいろいろとゆっくりしたい気持ちが強く、心を休めてアニメを見ていた一週間だった。明日もあるけど。



アニメは春アニメの残りを浚えていくぞ~と思っていたけど普通に夏アニメをそこそこに見ている。労働の行き帰りにdでバリバリ見ているおかげでなんとかやれてないわりについていっています。


日記も久しぶりで文章が覚束ない。春アニメは20本そこそこで終わりそうだが、夏アニメは30本いけるだろうか。アニメを見られるかどうかを完全に好きなアイドルグループの動向如何に握られてるのどうなんだ。でも粛々と見ていきますよ、アニメ。



MyGO!!!!!7話、オンリーワンのアニメだった。ここまでほとんどセリフで名言とかはしないのに、一瞬の表情だとか画面の演出だとかで各メンバーが今のバンド、昔のバンド、そして春日陰に抱いている感情を視聴者に植え付けて、それをああも捻くれた形で爆発させるステージを描くの、まあ異常ですよ。シンプルな感情として面白い。楽屋の定点カメラで映る5人のバラバラ感もAパの撒きとして印象的だったな。



白沢かなえの卒業。あの日あれだけ意識させられたはずなのに、日常に戻ってしまえばまた実感が薄れてきている。着実にその日は近づいているのだけれど。


IDOL AND READの白沢インタビューを読んだ。白沢かなえがどんなふうに育ち、何を考えていて、そしてアイドルとなって何が変わったのか。白沢かなえという人間の人生の中で22/7のアイドルであったことはとても大きなことであり、その時間があったから次の人生、第3の人生に踏み出す決意ができたということがわかり、「アイドルには死ぬときに『アイドルをやって良かったな』と思いながら死んでほしい」という信念を持っている自分にとってもそれはどこかうれしいことでもあった。そんな風に思う。


白沢かなえはナナニジのオーディションに受かった日、東京のパン屋のバイトを辞めたそうだ。多分自分にとってはそれが白沢のエピソードの中で一番好きなエピソードになると思う。その日、彼女はアイドルになる自分を想像し、どこまでを考えたのだろう。彼女のアイドルとしての活動の中で、その想像はどこまで叶えられ、何が足りなかったのだろう。あの日、ステージの上で手紙を読む白沢の目に映ったものは、彼女にどんな感情を喚起したのだろう。「アイドルとはキラキラしているものだ」と強く思い、最後のステージでも本当に笑顔で楽しそうにパフォーマンスをしていた白沢かなえが、丸山あかねの話をするときにだけ顔をグシャグシャにしていたことが私は忘れられない。


「キャラクターが共に在る」というナナニジの特徴は、大勢のファンに対してよりも、たった一人の演者に対して強く、本当に強く作用しているように思う。そしてそれは、多分当初のコンセプトといったようなものを超えて、「祝福」と形容するのが一番しっくりくると最近は感じている。


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