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2023.05.14「立川絢香」




昨日。ナナニジのオタクの家にお邪魔し、一緒に計算中を見た。


立川絢香の計算中卒業回だった。


厚遇だった、と言っていいだろう。なにより、立川ちゃんに対して、そして宮瀬に対してできる限りのことをして送り出してあげたいという、スタッフやメンバーたちの想いが伝わってきた。富士山をバックにした6人のシャンプーは本当に感動した。立川、藤間、滝川、丸山、斎藤、涼花。本当に、本当に素晴らしくて、こんなことができる番組が、こんなことができるグループがここにあることをもっともっとたくさんの人に知ってもらいたくなった。立川ちゃんにメッセージをかけるとき、丸山はあくまで丸山あかねとして言葉をかけていたのが非常に印象的で、計算中という番組において丸山あかねが果たしてきた数々の功績を思わずにはいられなかった。最後、宮瀬玲奈として三四郎から花束を受け取ったときの「自分は立川絢香ちゃんにはなれないかもしれないけど、立川絢香として"いる"ことを感じられた」というコメントがものすごく良くて、ナナニジにおいてキャラクターと共に在るということの意味は、単にキャラクターを演じるということに止まらない、途轍もなく大きなことなのだろうと思えた。



ちょうど計算中を見る前にいろいろとナナニジ関連の動画などを流していて、シャンプーのMVでオタクとやっぱりすごいよな、なんて言い合っていたところだったから、計算中でシャンプーが流れたときはなんだか言いようのない感動のようなものがあった。あれから時がたって、MVからはメンバーも変わってしまったけれど、でもまだナナニジは元気でやっていて、自分のことを言えばシャンプー発売当時はナナニジのことを知らなかったけど、今は一番どっぷりとハマっていて。

シャンプーMVは、たしかナナニジアニメのCMでよく流れていたから、そこで何の気なしにYoutubeでフルを見てみたら「キャラクターを動かすMVでこんなにすごいものがあるのか!」と衝撃を受けたような記憶がある。22/7というグループはなるほど面白いことをやってるなと思い始めたきっかけになったMVであり曲だ。元々生身のアイドルには興味を持っていなかったから、なおさらこういうキャラクターMVがなければナナニジを追うこともなかっただろう。今でこそ自分はナナニジのことをもう半分普通のアイドルグループとして応援しているし好きになっているけれど、キャラクターという存在がいなければそもそも好きになることはなかった。だから計算中がずっと続いてキャラクターを毎週動かしてくれることがありがたいし、宮瀬が立川絢香を大切に想ってくれていることが本当にうれしいのだ。



11thシングル『僕は今夜、出て行く』。まだ発売前の曲をこんなに何度も聴いてほとんど歌詞も覚えてしまうくらいになることは人生でも初めてかもしれない。こういう(発売前から新曲の解禁で曲を聴き込む)のってなんだかアイドルのオタクっぽいですね。


良い曲だと思う。イントロで無音が入るところがまず良くて、深夜から早朝にかけてのあの静かで、自由で、そして少し寂しげな空気感が見事にメロディーに乗っている。あの時間帯は自分も大好きで、酒を片手に深夜徘徊をしたり、旅の出発で始発の電車をホームで待っていたり。そんな情景と記憶が浮かんでくるようだ。


好きな歌詞は2番サビの「夢の場所描かれた地図があれば 遠回りしないで 絶望など感じたりせず 歩いて行ける」とCメロの「真っすぐに歩きたいのなら 瞼を閉じたままで未来を信じろ」。みなさんの好きな歌詞はどこだろうか?


今回のMVでは後輩メンバーのキャラクターが踊る姿は初めてになる。9thの曇晴MVは大傑作だけれども、やはりキャラクターが踊るとなるとまた別の良さがある。後輩メンバーも、これからもキャラクターたちと共に在ってほしいし、それをずっと見守っていたい。




今日のオトク会では麻丘とほとんどフェンシングの話をしていた。他のオタクはどんな話をしているのだろう。やはりMVの話とか、今日のテレビ歌唱出演の話とかなのだろうか。こないだ話してくれたエペの試合はどうだった?と訊くと、なんとか動けたけど難しかった~と返ってきた。サーブルと比べて剣が重いね!とか、試合前のチェック(エペは剣の鍔の部分(ガルドと言う)を突いてもランプがつかないことを試合前にお互いに突いてチェックする)がなかなか上手くいかなくて焦った~とか、共感度MAXの話題で良かった。もう一つはメンバーでサーブルっぽい or エペっぽいとかって考えたりする?という質問をしてみた。ちゃんと通じたようで、「しぃちゃんはエペっぽい」「音ちゃんはサーブルかな」「かなえさんはフルーレ」と返ってきた。自分も音ちゃんはサーブルかフルーレかなと思った、とかえまっちゃはサーブルっぽくない?とかで共感を得られたので、この辺りはフェンサーにはある程度共通の感覚っぽい。同じオタク気質なメンバーでも椎名はエペで音ちゃんがサーブルになるのめちゃくちゃ面白いと思うんだけど誰にも伝わらないのがかなしいね。


来週のオトク会ラストでは、今こうやってナナニジにハマっていてたくさん楽しい気持ちになっていること、そしてそのきっかけになったのは麻丘を好きになったことで、そして今毎週のようにオトク会にも行くようになってすごく楽しいと伝えるやつをやりたい。麻丘がアイドルの道にも挑戦してくれて、そして今ナナニジにいることに本当に感謝しているし、願わくばアイドルを心から楽しんで、アイドルになって良かったなと思ってほしい。そしてアイドルもフェンシングも、それぞれがそれぞれの息抜きになるような、その両輪で彼女の人生がまた一つ先へ進んでいければ良いなと、そんな風に思っている。




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