2020.11.15「館山スシー攻略戦!」
オタクでレンタカー借りてシグルリ聖地巡礼に館山攻略戦してきた。パネルやポスター程度ではあるが、町とアニメがコラボしているという感じの聖地巡礼は久しぶりだろうか。とても楽しかった。
1. 寿司が美味くてハッピー!
いきなりシグルリ関係ないんかい。シグルリ関係ないです。でもこういうのが一番行ってよかったな~と思えると単純に街を好きになれた感じがしてよい。
館山に着いて駅のバス待合室みたいなところのパネル展示等を見ようとしたらちょうど昼休みに入っていたので、じゃあ自分たちも昼ごはん食べるかと駅の近くの寿司屋さんに入った。けっこう立派なお店で、ランチも安いものでも1,500円くらい。少し悩んだがちょっと豪華な地魚の寿司10貫+郷土料理+あら汁のやつを頼む。2,850円也。
まずパッと見でわかるネタの分厚さ。そしてネタのチョイスもかなり豪華。自分としてはやはり中央のきんめに目がいく。これを見ながら脳内でセトリを組んでいく。何を開幕に持ってきて何でクライマックスがきて何で締めるか……。自分の記憶が正しければ寿司セトリは、
まだい→かんぱち→さわら→いさき→あじ→くろむつ→かます→きんめ→まぐろ→穴子(アンコール曲)
ガリとかいうMCね。
全部美味かった。特にやはりきんめ→まぐろ→穴子が美味く、きんめは皮のゴワゴワ感がなくスッと食べられたし、まぐろは大きさに対してソフトな感じでとろけるような味わい。個人的には穴子が一番で、甘くてとけるような、例えは変だがデザートのような感覚だった。最後にあら汁をいただくが、これもとても美味しかった。良いライブは最後の最後まで楽しいものなのである。
2. 町にはびこるパネルとポスター
なんだかんだパネルがあると楽しいのである。今回の旅でパネルを回収したのは館山駅改札(クラウ)、館山駅東口JRバス待合所(園香)、館山駅西口観光協会(小町)、日東バス待合所(美智)、渚の駅たてやま(アズズ)、館山城(宮古)、館山ファミリーパーク(野乃)の7つ。というかこれで一応全て。館山ファミリーパーク以外はすべて館山駅周辺からそれほど離れてはいないが、館山ファミリーパークは道路距離で10キロほど離れているので、全てまわるなら車がないと厳しそう。バスも本数がありそうにはなかったし。
アズズのパネルはそのポーズとも相まって良かった。渚の駅たてやまにはさかなクンのパネルもあり、そこと並ぶと異質感もあり。
味があったのは日東バスの美智さん(CVほっちゃん)と館山ファミリーパークの野乃ちゃん(CV日高里菜)。日東バス待合所は館山駅すぐ近くの小屋みたいなところなのだが、誰も座っていないベンチとほとんど予定の入っていない文化ホール催し物案内の横にスンと佇むパネルとポスターが非常に良かった。基本ポスターは直貼りのところが多かった中、ここ日東バス待合所ではオタクがやるようなちゃんとした額に入れていたのがポイント高かった。
館山ファミリーパークの方はお土産屋さんコーナーのベンチの一角に隔離されるような形でパネルとポスターが。ちょうど西日が差していたこともあり、妙な存在感が良かった。やはり陽光の問題なのか、すでにちょっと色褪せ感があったのもいい味を出していた。
ポスターもわりといろんなところに貼られていた。パネルがあるところにはもちろん、館山海上自衛隊航空基地の入り口には稗田寧々さんと菊池紗矢香さんのサイン入りが。その向かいにあるセブンイレブンにもポスターが貼ってあったのはかなりポイント高かった。
パネルはおそらく時間が経てば撤去されるだろうが、ポスター類は愛ゆえか忘れられたのか、いずれにしてもそのうちのいくつかは数年単位で貼られっぱなしになっていることがある。それらは色褪せるとともに、その町での時間を過ごすことにもなる。そうして作品がその町の一部へ溶けていき、ただその記憶だけが人と町をなんとなくつないでいく在り方が自分はとても好きなので、また数年後にでも館山を訪れて、色褪せたポスターを確認してみたいと思うのである。
3. 海と夕陽は旅の華
洲崎灯台。房総半島最西端の灯台であり、三浦半島南東端の剱崎灯台と共に東京湾の入り口を照らす重要な灯台だ。今日は快晴だったこともあり、夕方はここで締めようというのは決めていた。
館山は海が近い。海鮮が美味しいとか、どこに行っても釣り人がいるとか。あとは東京湾の入り口にあたるためタンカーの類がよく目につく。私はなんといっても海が好きで、海に近い旅先はお気に入りの場所が多い。館山の海で印象的だったのはやはりそのタンカーである。海を見渡せば太平洋も見えるが、それ以上に三浦半島の近さを感じる。そしてそこを往く船を見ながら、この海は交通の場所であるということがわかる。
洲崎灯台からは天気が良ければ(今日も十分良かったのだが、より空気が澄んでいれば)富士山も見える。三浦半島はもちろん、湘南の方から伊豆、あるいは島嶼部の大島、三宅島なんかも見える。今日は11月中旬としては少し暑かったが、この時間になるとそれも和らぎ、むしろ風も出て冷えてきた。ちょうど灯台を見ながらその向こうに夕陽が沈むのを見ていた。まさに陽が沈むそのタイミングでタンカーが夕陽を横切っていったのはなんだか面白かった。ありがとう、さようなら館山。また来る日まで……。
4. オタク・ザ・ドライブ!
曲流してオタクが高まれるのでオタクドライブは楽しい。安全運転第一!
個人的には半年ぶりの運転だったが無事故でいけたのでホッとしています。車の運転、一般人が行うにはかなり危険なので自動運転が普及するに越したことはないと思うけど、それはそれとして運転が楽しいという感覚も同時に存在している。またやりたいですね……。
総じて楽しかった。思いのほか館山でお金を使うところがなく、寿司と交通費だけで9割近くになってしまったが。館山は電車で行こうとすると本数が少ない上、館山までの特急もろくに走っていないため、アクセス的にはかなり微妙。もちろん運賃もそれなりである。今回は3人での旅だったが、レンタカー代、ガソリン代と高速代を合わせても1人当たり5000円もしないくらい。アクアラインもあるため、東京近郊からの日帰り旅行先としてはメジャーなのだなというのを感じた。もちろんレンタカーでなくても、高速バスはかなりの本数あるようである。
正直に言えば前日のシグルリ7話がかなり微妙、というか良くなかったので(空戦シーンはいいにしても、ひたすら死亡フラグを立ててそのまま当たり前のようにキャラを退場させるのは悪趣味に感じたし、そもそも壊滅的打撃を受けた中で成功確率の低い救出作戦の妥当性がわからない、富士ピラー攻略戦のあたりから全体的に脚本が上滑りでキャラクターへの理解が深まらない、など……)今回の聖地巡礼のモチベーションがどうなるか心配なところもあったが、単純に旅として楽しかったので良し。聖地巡礼と言いながらカット合わせは全然しなかったが。でもやはりぼんやりと町の雰囲気を肌で感じることは楽しいものなのである。
競馬を始めてから2年連続で的中させていたGⅠレースであるところのエリザベス女王杯だが、今年は本命ノームコアが派手に飛んでハズした。福島記念はデンコウアンジュが3着まできていればヴァンケドミンゴとのワイドが取れてたね~という感じ。
アニメも火曜、木曜、日曜が1週分たまっている。黙々と、しかし楽しく追いついていきたい。
本日の視聴アニメ↓
なし
帰宅して風呂だけ入りさっさと寝て(なぜなら土曜の昼寝などのため前日3時間も寝てないから……)、朝早くに起きたのでそれなりにまとまったものが書けたので、気が向いたら加筆修正してブログの方に上げたいなと思う。気が向いたらね……。
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