相手のペースに合わせるということ

僕、自分のペースを乱されることがすごく嫌いなんです。

例えば、休日で昼過ぎまでゴロゴロしていたいのに、「洗濯機を回すから」と両親に起こされると、ものすごくイライラします。もっと些細なことで言えば、晩御飯を食べて、食べ終わった食器を勝手に片付けられるのも嫌なんです。いま見てるサッカーの試合が終わったら食器をささっと洗い、そのままお風呂に入るっていう一連を想定してるから、それを乱されることが嫌なんです。自分の労力は減っているはずなのに、流れが壊されたってだけでストレスを溜めてしまうんです。

同じようなことが仕事でも起こってしまいます。いまの会社に勤めて3年半。今年の7月には4年目に突入します。そろそろ自分のペースもつかんで、自分のスケジュールは自分で立てながら進めていきます。

でも、まれに「急ぎでこれをやっておいてくれ」という案件が飛び込んできたり、思わぬミーティングが思わぬ時間を食ってしまうことがあります。そうすると、仕方ないことだとは思いつつも、やっぱりイライラしてしまいます。

これ、本当に僕の良くないところだなって思うんです。残念ながら僕はごく普通の人間なわけで、自分の思った通りになんでも動くなんてことはあり得ないから、突発的な出来事や外的要因に対応しなきゃいけないことなんて日常茶飯事なんです。むしろ、そこでどういう対応をとるかによって人の価値って決まると思います。

それでもたまに自分の感情を顔や仕草に出してしまう。すると、相手にも「子どもなんだな」って思われてしまって、それ以上の仕事も頼まれなくなっちゃうんですよね。やっぱり一緒に働く以上は楽しく気持ち良く進めたいから、そういう人が選ばれなくなっていくのは当然ですよね。

もちろん、そんなことも関係ないくらい「この人じゃないとダメだ」って思わせられる実力をつけられればいいんですけど、残念ながらそんな領域には程遠いです。

これ、人間関係でも同じだと思うんですよね。友だちと遊ぶときに自分がやりたいことばっかり押し付けても、それが楽しくない人もいます。一方的に盛り上がって意中の彼女に告白しても、向こうは全然乗り気じゃなかったら成就はしませんよね。


そんなわけて、今年は「もう少し相手を見てペースを合わせる」ことを目標にしようかなと思っています。

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