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JMoFに初めて参加してみて、いろいろと。

どうも、板です。

 この度、初めてJMoFというものに参加してきました!前々から噂には聞いていましたが、正直言って着ぐるみにそこまで興味がなかったので参加はしていなかったんですよね。
 ですが去年2月、「JMoFは着ぐるみイベントではないんだぜ」と言う話を聞きまして、真偽を確かめようと参加を決意したんですね。
 しかしその後普通に着ぐるみにハマりましたね。なんなんでしょうか。

名古屋駅で間違えて大垣方面に乗り換えてしまい、尾張一宮に着いてしまった図

 それはさておき、ぼくがこのイベントに参加してみての率直な感想を述べていこうと思います。参加迷ってる人とか、参考にしてくれれば。
※あくまで個人の感想ですので鵜呑みにはしないでね。

ちゃんと豊橋に到着 改札前の立看板撮ってる人がもれなくケモナーなの面白かった

(1)一参加者としての感想

a)ふれあいに関して


 ぼくが個人的に贔屓にしているるーふるのメンバーとも会え、会ったことなかったフォロワー、会ったことあるフォロワーとも会って話したり、一緒に飯行ったり、着ぐるみと写真撮ったり企画に参加したりしたら割と時間すぐ溶けましたね。
 今回も、前回ほどではないもののるーふるの子たちが参加していました。これまで会ったことのなかったプラード、リム、砦狼と会うことができたのがとても大きかったですね。その他メンバーも、すごく暖かかったです❤️

フレアに抱かれて喜ぶぼくの図。これぞフレアい。(撮影:よしだむ)

しかし一つ心残りなのが、ぼくの最推しであるロアがどこにも見当たらなかったことなんですよね。どこで出てたんだろうな……。
 るーふるメンバー以外にも、Twitterで見たことのあるキャラクターや、フォロワーのキャラクター、会場で「おっ!」となったキャラクターに拙い英語でツーショ撮らせてもらったりなど、なかなかよかったですよ。

唯一すごく気になった初対面キャラのKAKIさん。頭に「急行 中央林間」とか出ててすごかった(撮影:Enderspiderさん)

 また、いつも遊んでくれているフォロワーやるーふる関係者と一緒に飯行ったりするなども楽しかったです。その節は大変お世話になりました。

初日の朝食。タダで飯が食えるも同然なので、たくさん食べて昼食代を浮かせる作戦。
初日の夕食。ヘリオではないです。
2日目の昼食。食べかけですまんな。
2日目の夕食。ちぃとばかお高い寿司。
「どすげぇまぐろ」が「どすけべまぐろ」に見えてビビった。品切れだった。
最終日の夕食。なに中学生みたいなことしとんねん。

b)企画に関して


 個人的に面白いなと思った企画が「同人トーーーーク!」でした。ぼくも同人活動的なことをやってもうすぐ2年となるところですが、その道の大先輩の方々から有益な情報やあるあるなどを聞かせていただき、大変有意義で面白い時間を過ごせたなと感じましたね。
 一番面白かったのは修正について説明する際の参考イラストとして描かれた「うちの近所に生えてるキノコとタケノコ」でした。何を言わんとしてるかは分かりますよね?しかしたまに失言したりするのもまた面白かったですね。修正はよくわからんちんだったので大変参考になりました。今の所R18の本を描く予定はないんですけど、描くってなったら参考にさせていただきます。
 さらにるーふるアンソロについても若干告知の機会をいただきました。大変恐縮。(名札ストラップもるーふるのやつですねと言われて、ちょっと嬉しくなるなどした)

c)宿泊に関して

前泊の部屋の様子 611号室でした

 今回ぼくは、前泊以外はロワジール以外のホテルでしたが、イベント自体は楽しむことができました。しかしながら、やはり期間中にロワジールに泊まれたらもっと楽しいんだろうなぁとは思いますね。
 前泊したといっても、知っている人はほとんど泊まっておらず、2部屋に訪問しただけで、キャラに凸したり、逆に凸られたりということがありませんでした。キャラ凸に関してはKemoconで経験していたので、その分今回のイベントでの楽しみは減ってしまったのかなと感じます(正確には部屋にキャラ持ちがいたので部屋の中で出してくれた)。そのほかにも、豊橋駅行きシャトルバスの終車が22:40発で、それ以降はタクシーを呼ばないといけないといった利便性の面からも、次回は絶対期間中にロワジールに泊まりたいですね。(そうはいっても、予約までのハードルが高すぎるねんな……)

エレベーターホールですしざんまいする同室者のりざいる 人を殺した返り血で髪が赤いらしい

 前泊しながら感じたことですけれど、隣にドンキがあるのでちょっと何か買いたいってなったらすぐ行けますし、朝は部屋でゆっくりしてちょっと遅くに出てもイベントの開始には間に合うし(ただ期間中はエレベーター渋滞がすごそうだけど)、荷物も最小限で抑えられるし、朝ごはんもあるしで、とても便利なんですよね。泊まりてぇな〜〜〜〜〜〜〜〜
 なお、今回の敗因として、まとまった集団で予約しようとしたことが挙げられると思います。これはぼくの予想ですけれど、1人部屋より2人部屋の方が少ないし、2人部屋よりも3・4人部屋の方が少ないんだと思うんですよね。なので、最初から他の部屋に遊びに行く前提で、1人部屋を確保するべきだったなと今になって思います。みんなは参考にしないでね。ぼくが泊まれなくなるから。

このイベントのためにお願いの紙用意するのすごいよね

(2)ボランティアとしての感想


 今回初参加にも関わらず、生意気にもボランティアとしてちょこっと役に立っていました(本当か?)。その証拠にほら。閉会式のエンドロールに名を刻んでいるのが見えるじゃろう。

 ぼくが募集要項をよく見てなかったからなのか、見たけど忘れたからなのか分かりませんが、エンドロールに名前が載るとは知らなかったので、ちょっちびっくりしました。まあ、会場で見た時は目が悪くてどこにあるか見えなかったんですけどね。

1日目の現場で座り込むるぅくん 米津玄師のLOSERのMV冒頭を思い出した

 ぼくが任されたのは、1日目の「トーク&スナックwith TRIP FUR」と、2日目の「GoH Talk Show」、いずれも警備でした。そのうち、前者については「危ないことをしてる人がいれば注意する」ということでしたが、まあなんと平和なこと。いいことなんですけどね。さらに言うと、スタッフの方から、「ポップコーン食べたりドリンク飲んだりしてもいいよ」とのことでした。ゆるゆる過ぎんか?
 そうは言っても「ポップコーンやドリンクを片手に、危ないことしてる人を見つけて注意したところで説得力のカケラもねぇよな……」と思い結局飲食はしませんでしたが、るぅくんや知り合いのジャーマルが来た時は真ん中のステージに座ってるところを写真に撮ったりして割と楽しんでました。やったことといったら途中前記ステージ上の幕が落っこちちゃってスタッフに伝達しようとしたことくらいですかね……。

 後者については、ドアマンと警備の2つの役割があったのですけど、ぼくは警備となりました。とはいっても会場の後ろで様子を見て、助けが必要な人がいれば助ける、終わった後のサイン会の列形成を手伝う、それ以外はひたすら村山先生の話を聞いていましたね。ついでにサインももらってしまいました。

こちら現物 悪用防止の為、わざとピースを被せています

 ぼくはサクナヒメやポケカをプレイしたことはないので、そこまで村山先生を存じ上げてはおりませんでしたが、こういったサイン会らしいサイン会に参加した経験がなかったので、とても貴重な機会でした。

 そんで、ボランティアやってみての感想なんですけれど、ぶっちゃけ何かやったという実感はなかったです(役立たずなだけか?)。
 何せぼくはJMoFはおろか他のケモノ系イベント全般でボランティアやスタッフをやったことのない、完膚なきまでのひよっこなわけなんですよね。
 1日目の現場でスタッフの方に聞いてみたのですけれど、やはりボランティア業務にも濃淡があって、きっちりやるものもあればゆるりとやるものもある、と。つまるところ、初参加かつ初ボランティアのぼくに過度な負担がかからないよう、あえてゆるりと、あまり負担にならない業務を割り当ててくれたのだろうなと思います。
 ただ、一つ文句を言わせていただくとすれば、スタッフの方の慌ただしさもあり、具体的にどのような業務をすれば良いのかがうまく伝わらず、よく理解できなかった、という点です(ぼくの理解力が乏しい可能性もあるのでなんとも言えませんが)。マニュアルにも、ぼくが担当した業務については詳細がなく、スタッフの指示を仰ぐよう書かれておりました(恐らく)。
 また、これは言ってもいい情報なのか分かりませんが、ボランティアに応募した人には、シフト表やマニュアルが送られてくるのですけれど、シフト表を見る限りは、自分あるいは他の人が、何日に、どの会場のどの企画を担当するのかが記載されているものの、具体的になんの役をするのかは記載がないんですよね。そのため、担当する企画運営の中で、自分がなんの役割を担うか、はたまたそもそもなんの役割があるのか、初めての自分には全くわからないまま当日を迎えました。結局のところどちらも当日に説明がありましたけれども。
 高望みをするならば、各企画ごとの役割を明記して、それに準じた、より詳細なマニュアルなんかあったらよかったのかな〜なんて思いはしますけれども、スタッフの方の負担や、今までやったことのない新しい企画が出てくる可能性も考えると、やはり厳しいのかな……と。

1日目の現場のジャーマル いつもお世話になっております。

 ちなみに、ボランティアをやってよかったなと思えることはいくつもありますけれど、一番はやはり、業務を通じて人脈が広がることでしょうかね。一緒に業務を担当する方の中に、次回のけもケにサークルで参加する同志や、スタッフ/ボランティア経験の豊富な方、ぼくが今まで全然開拓してこなかったVRのアバターコミッションをやっていらっしゃる方など、まさしく十人十色。日本最大級のケモノコンベンションならではの交流だなと身に沁みて感じました。
 そのほか、ボランティアに参加した人には「VOLUNTEER」のタグがもらえます。微力ながらイベント運営に貢献したぞと誇りに感じることもできますし、ぼくは緑が好きなので尚よかったです。

上から2番目がボランティアのタグ。いい色をしているだろう。

 前記の、エンドロールに名前が載ることや、ボランティア参加の記念品ももらえるなど、いいことづくめですので、みんなも応募してみよう!

記念品の全容。1〜2時間業務やってここまで至れり尽くせりなら、やって損はないね

(3)〇〇でも楽しめるのか?

a)着ぐるみを持っていなくても楽しめる?


 無論、楽しめました。むしろ持っていない方が荷物も少ないし写真も撮りやすいから楽しいんじゃないかな?とすら。
 企画に参加したり、飯を食いに行くとなった際、獣化を解くためには駐車場まで歩いたりエレベーターの列に並ばなければいけなかったりと、移動にも時間がかかります。さらに、キャラクターはいつ出ていついなくなるかが人によってまちまちですし、Twitterで告知をする人もいますけれど、ぶっちゃけイベント中は見る暇がないですから、そのキャラを写真に収めたり、生身でツーショットをしたいのであれば、自由に動ける生身の方がより楽しめるのではないかと思いますね。

急にヘリオに指を立てられても対応できます

 ぼくは着ぐるみを持ってはいませんので分かりませんが、持っていれば持っているなりの楽しみ方もできるんじゃないでしょうか。人間を壁ドンしたり押し倒したりして困惑させたり、ハグして奇天烈な声を出させたりね。それもまた一興。

砦狼 ものすごく甘い囁きで誘惑してきます 危うく妾になるところだった

b)着ぐるみに興味がなくても楽しめる?


 前記の通り、正直最初はこれが知りたくて参加を決意したんですよね。
 興味がないという程度にもよりますが、興味はないけど経験として着ぐるみに触れ合ってみようという場合は、もう目の前にたくさんのキャラがいますので、土壌としては最強かと思います。しかし、そういった方は、キャラとの触れ合い方がわからず、話しかけるタイミングを見失い、結局キャラと触れ合えない、という事態に陥ってしまうのではないかと予想されます。
 そういった場合、着ぐるみ界隈にある程度いる人間が知り合いにいればその人を頼るというのも手ですし、人気キャラの場合は列が形成されており、待てば否が応でもそのキャラと触れ合う時間がやってきますから、そうやって自分の逃げ場をなくしてみるのも手かもしれませんね。まあ一番いいのはTwitterで事前にキャラ持ちの人とある程度関係性を持っておくことでしょうか。

そこまで絡みなくとも、撮影やハグにはわりかし応じてくれると思います。これはJMoF中に知り合ったトパーズ君。

 その他様々な企画も開催されますので、そういったところに参加したり、人々と交流することでJMoFは十二分に楽しめるんじゃないでしょうか。

 対して、興味がないので着ぐるみに一切関わる気はないという場合に関しては、ちょっと難しいところもあるのではないかと思います。
 なにせ、館内も中庭も、常時着ぐるみで混雑していますし、ぶっちゃけこのイベントに来る人の大多数は、着ぐるみに興味がある方だと思いますし、企画も着ぐるみ関連のものがいくつかありますから、着ぐるみ一切抜きでJMoFを楽しめるのかは、疑問符が残ります。そもそも、そういった人は着ぐるみのいるイベントには来ないような気もしますけれどもね……。
 ただ、一つ申し添えておくとすれば、着ぐるみには直接関連のない企画も多数あります。先ほどご紹介した「同人トーーーーク!」もそうですし、「GoH Talk Show」、「アーティストラウンジ」の絵巻や、姫川先生の展示会など様々ありますので、着ぐるみにそこまで興味がなくても楽しめることは楽しめるとはお伝えしておきます。
 しかし、個人的にはこのイベントの楽しみの5割くらいは着ぐるみとの交流な気がしますね。

狼シロ……じゃなくてプラレド、尊かった

(c)ロワジール宿泊しなくても楽しめる?


 ロワジールに宿泊した方がもっと楽しめるんだろうな〜というのは前記の通りなんですが、昼間のイベントを楽しむことができるのであれば、その部分についてはロワジール泊でもそうでなくても変わるところはないのかなと思います。
 部屋凸に関しては、仲間内で話し合って同じホテルに泊まっておけば、ロワジールじゃなくても十分楽しめるんじゃないかなとも思います。
夜遅くまで楽しんだり、部屋を移動したり、キャラ凸を楽しむのであればロワジール泊の方がいいとは思いますけれどもね。

遅くまでいれば、股間に送風機をあてがう雷牙の様子が撮れます

 ちなみに今回期間中に泊まった宿は「ホテルクラウンヒルズ豊橋」でした。ロワジールにはない和室を選択。部屋の電気が出入り口のところでしか操作できないこと以外はとても良い宿でした。お値段もロワジールよりはお手頃価格。

最寄り電停の札木 駅名板に趣があっていいね

 以上がぼくのJMoF参加してみての感想&ご意見でした。なんやかんやで来年も参加したいと思っています。しかし卒論もあるのでどうなることやら……。

おまけ

 JMoFの行き・帰りに名鉄名古屋駅でぼーっとする時間を作ったんですけど、無限に時間が溶けます。

ひっきりなしにやってくる電車、車掌の忙しない反復横跳び、乗車完了の短音発車ベル(豊橋方面2回、岐阜方面1回)、その他諸々。全部がぼくに刺さる。電車好きな人、名古屋で暇つぶしたかったら名鉄名古屋に行こう。入場券が窓口でしか買えなくて若干不便だけど、楽しいよ。

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