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詩のスケッチ

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#出会い

二人の時代

ずっとある痛みがなんの痛みかもわからず 薬を塗っていたけれど もう鏡も見なくていい 指先で弾けば なにもかも失う危うさだ けれど 今が青春じゃないというなら なんだ 「何故」と聞かないで 二人に前提は無いから はやく大人になってくれ

見知らぬstranger

シュガー入りの優しさは いつか私に欺かれる 苦味を感じれば 簡単に吐き捨ててきたものたちを 振り返ることもなく 私の捨て台詞を 拾う準備さえしてた 貴方が現れた 「知ってる秘密を打ち明けてごらん?」 貴方が来たのは一度だけ 新しい 私へ ようこそ 本当はコーヒーが飲めないと いつか私に見抜かれる 苦味を感じれば 簡単に吐き捨ててきた それでよいと 言われてきたからよ 私の捨て台詞を 拾う準備さえしてた 貴方が現れた 「知ってる秘密を打ち明けてごらん?」 大事