【ルームシェア】そこじゃねえだろって言わせよう【着眼点】

2022/12/28

君はいつも謝っていた。

それも皆目見当違いなことで

「ごめん。私じゃダメだよね」

「ごめん。私ドジだから」

「ごめん。」

どれもこれも間違っていて

君が自分のことを過小評価することに腹を立てていた。

君がどれだけ偉大な人で

君がどれだけ優しい人で

君がどれだけ大切な人で

通らないこの気持ちを無理に通そうとするたびに

君が下げた頭に阻まれる。

閉じた心のシャッターに阻まれる。

まあ、そんなことは僕の意見ってだけで

僕が君をあまりにも好きだから

僕の言葉ももしかしたら皆目見当違いなのかもしれないし

正解なんて僕たちにはわからない。

自分の考えが正しいなんて決めつけてしまったらそれこそ

周りの見えていないやつになってしまって

頭を上げていたって意味のない視野の狭さになってしまう。

君がどれだけ凄い人かって

無理して説明しようとするたびに僕も君の様子を伺って

顔色を覗き込んで

下げた頭のシーソーゲームに僕たちは悩まされる。

だからやめようとか だから無しにしようとか

困ったり悲しんだりするから

この関係を無しにしようとなんて考えるなら

それこそ そこじゃないだろって

大切だから気持ちが揺れるんだ。

何が大切で何を手放してはいけないか

そこだけはしっかり見えているつもりだから。

#ルームシェア#板橋ハウス#そこじゃない