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意外と忘れがちだけど大事なこと


最初の失敗

商売観が合わないなと会社を飛び出して個人事業主になり、その時の繋がりで契約社員として雇ってもらい、自分の月単価をどうやったら気持ちよく上げてもらえるかを考えながら派遣SEをやってきた。
でも、最初の現場で自分としては派手にコケたなと感じたことがある。

あなたの給料の原資は誰が払ってくれてますか

いわゆる売り上げ。
自分や自分の所属する組織にお金を払ってくれるのは誰ですか?
当然だけど直接の顧客

個人事業主としての最初の案件で自分が間違えたのはここだった。
派遣先のエンドユーザーさんの目線になり過ぎて、直接の顧客である派遣元というか元請け会社の目線での行動になっていなかった。
エンドユーザーとは円滑に仕事が出来るようにかなり気を使って丁寧にやってたんだけど、派遣元を正直かなり見下して仕事してた。
「川下、川上って言うけど、川下の現場がカネ産んでるんだからピンハネしてるお前らのことなんて知るか!」くらいの気持ちだったな。

商流としてはこんなにストレートで簡単な構造ではなかったけど、中間層を丸無視して顧客目線だけで仕事してたんだよなと今なら凄くわかる。

結局1年足らずで追い出されました。

でも、エンドユーザーからはしっかり評価してもらえてたので、商売として継続できなかったという点では失敗だったけど、今でも大事にしてる下地の部分だなと思う。

とりあえず直近のお客様。ここを大事にしましょうね?というお話でした。


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