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お金の真実とは?(日銀編)

 こんにちは、暖かな陽気となりました
近所でもう桜の花が咲いているところを見つけました。三月中旬にしてもう桜が咲くのは早いですね。
 今日も、お越しくださり、ありがとうございます。

 今日は、短編で「お金の話し」を書いてみました。
和多志自身、とても興味ある話題でしたので、このジャンルの書籍を、どれだけ読んだでしょう?100冊くらい読みましたか?
 その読んだ書籍の中から、エッセンスだけを取り上げ、自身なりにまとめてみました。
 もしよかったら、お読みください。
 パワーポイントでプレゼン資料もつくってみました。前半部分のパワポ資料は無料でお使いいただけるようセットしてみました。

 それでは、始めて参ります。



「お金」とは、実際なんだと思いますか?昔は金貨だったりした時代もあります。
今は「紙」であったり、コインは「金属」であったりします。金属の場合、「貴金属」ではなく、一番高価な金属でも「銅の合金」なので、金や銀ほどの価値を持ったものではないですね。

 紙であったり、金属であったりしますが、そこに書かれた金額は、その物質の価値よりも高いことが当たりまえになっていますね。

そして、時には銀行の「通帳に書かれたただの数字」だったりもします。

 ところで、皆さんはこんな「日本の借金1000兆円」というニュースをみたことありますか?

東大の名誉教授が「政府の1000兆円の借金はどうやって減らすのか?」と、こうした発言をしていますよね。

「国民一人当たり800万円の借金」とかも、言われていたりします。
国民、みんな、「そんな借金した覚えはない」ってことですよね。

これは、実は、お気づきになると思うのですが、「政府の」借金だということなんです。
この「政府の」借金を「国」の借金と勘違いさせて、最終的には「国民の」借金という誤解をわざと与えている可能性があります。

 まず、「なぜ、政府の借金なのか」という証拠からお見せします。

日本円の通貨(紙幣や、貨幣)ですが、券面に「日本銀行」と入っています。(貨幣には日本国と入っていますね)

これは、「紙幣が借用書の意味」を成しています。商業上、お金を借りる人は貸してくれる人に「借用書」を発行します。そこには借りる人は名前を書きます。
「間違いなく日本銀行が発行しました」ということです。

言い換えると、「この借用書に書かれている金額分、借用書を持っている人からお金を借りています」ということを日本銀行が認めたことになります。

 日本銀行が借金をしているのです。つまり、国民は、お金を日本銀行に貸しているので、その借用書を持っている事になります。

 ここで、混乱する事があります。
「今までお金と思っていた紙を借用書と考えると、では、お金って何?」と。
 結論、お金の本当の正体は、皆さんが労働などをして提供した
「付加価値」だと考えればいいかと思います。
 金や銀も、地中から掘り出し、精錬して延べ棒やアクセサリーに加工する手間暇をかけた「付加価値」だと思えば分かりやすいですね。

 その、「付加価値」を、国民全体が認めていて、その価値を保存し・他の付加価値と交換する手段として「通貨」を使っていると考えれば分かりやすいと思います。

 話しを元に戻します。借金をしている、
「日本銀行」、イコール「政府」です。 これも正確に言うと「違う組織」なのですが、ここでは「同じ」ととらえてください。

 政府は「ニュース」で何となく、「国民全員が借金を負っている」というイメージを「テレビなど」を通じて意識させようとしています。

 我々国民も、「国民」と、「政府」を何となく混同しがちになりますが、通貨の事を考える際には、明確に分けて意識する必要があります。

「でも、政府が借金しているのは、国の予算額である支出が、入ってくる税金の額より多いから、だから借金しているんじゃなかった?」

「と、いうことは、政府が借金しているのは、やっぱり国民の借金ってことになるんじゃないの?」 

と、
鋭い人はそんな風に考えますね。

 これも、国民は、大きな誤解をしています。言い換えると、
「大きな誤解をさせられている」のです。

 まず、あなた個人のこととして考えて欲しいのですが、
誰かに「借金した覚え」はありますか?
 「借金した覚えなどない」のなら、「借金はありません」。 動かしようのない事実です。

 借りていなければ、知ったこっちゃないのです。

 貴方が借金をしていないのなら、貴方のような国民の集まり「国民全体」は1000兆円の借金など借りているはずがないのです。

 しかも、本来、財務省がいう「国民一人当たりの借金」が正しいなら、『その「借金」は、国民が、誰から借りているのか?はっきりしている』はずではないですか?はっきりしていませんよね。小学生でもわかります。

 「借用書を書いた覚え」もなければ「貸してくれた相手も誰だかわからない」のでは、借金のしようなどありません。

 また、財務省は、「財政赤字」などとよく言いますが、赤字を出したのは誰ですか?これ、政府の役人・官僚ですよね。


 赤字を出しているなら、自分たちの給料を減らせばいいじゃないですかね?
 官僚と密接に関係がある、国会議員に年間・一人1億円も使っておきながら、東大卒業のエリート集団であろう官僚ともあろうものが、国家の家計簿毎年赤字にしているんですよね?

 国民が国家の株主なら、こんな無能な経営者は、株主総会の決議で、全員クビにしてもおかしくないです。

 毎年、「まるで当たり前」のように、「財政が厳しい」などと平気で
「株主の国民」へ報告しています。民間企業なら、
「ボーナスなど受け取れない」です。

 そもそも「政府の借金」、 つまり『「政府」が「国民」からお金を借りている』というのは、どういうことでしょうか?

 ある経済学者の説明で、
「市中銀行に国民が預けているお金、(つまり、預金)で、市中銀行が日銀から「国債」を買い入れ、その借用書(つまり、預かり証)として「国債券」を政府(つまり、日銀)が発行している」と、いうことらしいのです。

「国債」は「借用書」ですので、お金、通貨と同じようなものですね。国債を買い入れた市中銀行に対して発行します。

さー、ここまでくると、いよいよ混乱してきますね。政府日銀も、市中銀行も、いったい何をしているんでしょうね?

 絵をみて分かりますが、「政府が国民から借金をする」という「行動」が、市中銀行が日銀に「貨幣」を差し出し、日銀が市中銀行に差し出しているのが「国債」ですね、市中銀行に差し出しているのが「貨幣」でないのが増々混乱する理由ですね。

 つまり、こんなことをしているってことですか?ね?
 
 政府と日銀って、同体だったはずですね? 例えるなら、同じ家族の間で、名前の違う「紙」を交換し合っているということですね。
何でしょうかね?この「無駄」ともいえる「作業」?

 政府が借金をしている?政府の1パーツともいえる日銀から? 
いや、市中銀行を通して国民から借金をしているということでしたよね?


そして、「通貨」も「国債」も「借用書」の一種でした。

 政府が発行する国債を政府の一部である日銀が買い、日銀は代わりに「通貨」を発行します。実際には、日銀から「金額分のクレジット(暗号通貨のようなデータ)」の発行を受けて、日本銀行にある政府の銀行口座「日銀当座預金(口座)」に貯金します。
 
 言葉にすると、なんとなく辻褄があってきますが、なぜこんな面倒なことを日銀は政府との間で行っているのでしょうか?

 政府に貸した「貨幣」の替わりに、国債を政府から預かっている日銀は、その国債の代理販売を行い、市中銀行が買受けるという事ですね。

 繰り返すと、政府の代理で、国債を売るわけです。これで辻褄が合いました。 えっ?本当に辻褄があって、丸く収まりましたか?

収まっていないので続けます。

まず、
⓵として、「借金」し続けてよいのか?という疑問ですが、そもそも、政府が政府に借金するのって、本当はおかしくないですか?ってことなんですよね。「タコが自分の足を喰っている」みたいなことですね。

 ここの「誤解」を国民は洗脳から自らを解かないとなりません。 
 つまり、「借金」と言葉を使うことで「借金」と思わされているだけで、このふくらみ続けている「金額」は、「借金」ではないことを一つ理解してください。後ほど説明させて頂きます。

⓶として、同じ国の同じ政府の中でありながら、きちんと「分けて」わざわざ交換する必要があるのか?、何の得があるのか?ということですね。
これも、分けなくてはならない理由が有りそうです。後ほど解説します。

そして、⓷項目目ですが、結局、「国家財政が赤字だ」という“決めつけ“にも無理があるってことです。

 税収が少なくて、支出が税収に比べて多いのが「赤字」というのは無理があるというわけです。

まず、順番通りに①からみていきましょう。
こうした記事をよく見かけると思います。


「国の借金が1241兆円」「国民1人あたり1011万円」とか、先頭で示した金額(1000兆円)より「借金」の額が多くなっていますね。(笑)

「日本の政府債務残高推移」、そして「国の借金」残高の推移、毎回、こんなニュースや記事を見かけていると、どうしても、
「僕ら国民は借金を抱えている」感じがします。

 しかし、先ほども結論づけましたが事実は全く違いますよね。
 
 実際「政府は誰から借金してるのか?」という点で、貸しているのが
「政府(日銀)自身」なら、借金とは言わないですね。

 視点を変えて、例え、「国民が政府に金を貸している」のであっても、
少なくても、「国民は金を借りている」ことはないという時点で、国民に返済義務などありません。

 前置きが長くなりましたが、
「国、および国民には借金などありません」これが真実です。
「借金」という言葉を財務官僚などがあえて使っています。

 差し詰め、「通貨発行高」と言って差支えないのではないでしょうか? そもそも、「通貨」を印刷し、発行した時に、何か政府が担保などを国民に対して差し出していますか?「付加価値」を創造してはおらず、
「無から有を創造した」に過ぎないのです。

 政府(日銀)は「無から紙幣を生み出しているのです」、細かい事を言えば、「紙」や「金属」としての原価費用、紙幣、貨幣への加工賃くらいのもので、そんなもの、ほぼ0に等しいと言えるのです。
 国債発行についても同じこと、結局、「担保」的な「借金の形」は差し入れなどしていません。

 しつこい様ですが、もう一度いうと、政府は「無から有」を生み続けています。「借りている相手が明確でない」ことから、「借金している」なんてありえないのです。

 ⓶次の疑問が実はあまり語られていない大きな事実です。日本政府はあまりこのことを表面に出したくないようですが、先ず、結論から言います。
そして、その結論に対しての理由である事実を列記していきます。
まず、

 日銀は、「政府100%の持ち物ではありません」。

 故に、出資者が別にいるので、有価証券の売買などに政府以外の介入者が居るのです。

 それが誰だかわからないように「秘密」になっていますが、100%政府の持ち物でない以上、利子などで益が出た時には、分配しなくてはならないので、政府発行の「借用書」である国債と、日銀発行の「借用書」である通貨である「日本銀行券」に分けているのだと「思われます」
「思われます」というのは、「政府が日銀の実態を明らかにしていないから」です。
そして、そのことを裏付ける事実を並べていきます。

まず、
 日本銀行は株式を上場しています。東京証券取引所のJASDAQ市場に上場しています。 
 ただ、今現在は「上場してた」という方が正しいのかもしれません。

 ヤフーファイナンスで調べた結果が見れます。証券番号8301 の、「市場」はJASDAQとみて取れますが、2022年になって、突如として市場から消えました。上場はしているようですがJASDAQからは姿を消したようです。

 そして、銀行法という法律で、日本銀行の株式として存在する「出資証券」と呼ばれる株券の出資比率が決められており、「政府の出資は55%を下回らないように」と決まっているそうです。
 つまり、政府以外の民間の出資者が45%存在する事になります。ただし、その45%の持ち株比率が明らかになっていないのです。
 政府は明らかにしていません。

 ただし、出資者は明らかにはならないのですが、政府の行政の報告書ともいうべき報道手段「官報」にこのような記事が載りました。

 「官報」なので日本政府の動向に関する発表ですが、
「株式等の振替に関する法律」の変更事項の中に、「ロスチャイルド」の名前があります。
 
 政府高官なのか、民間人なのかは正体不明ですが、この官報について報じた「ツイッター」のツイートに対して、反論してきた人がおり、そのリツイートで、 
 『「例えばこうした名義に変更がある際には、変更します」のような話だ』と、あからさまに、事実を隠蔽するかのようなコメントを出していました。

 官報は、政府の公式広報紙です。「例え話し」など載るはずがありません。
 
 日本の政府の機関で、株式を発行しているものなど、そう多くはないでしょう。
 「45%の日銀の「民間の持ち分」株式」の何割かを外国資本が持っている可能性が濃厚だということです。
 日本政府は「日本政府株式会社」の株主とでもいうべき国民に、このことを秘密にしています。

 もう少し、説明を付け加えると、この「45%の株主」が、「通貨発行権45%」をもっておりこの「通貨に利子を付けて日本政府に貸し付けている」と考えてみたら? とても国民としては複雑な思いですね。

 本来100%日銀が政府の持ち物だとすれば、「金利」「利子」というものが通貨に対して話が出ること自体おかしいのです。

⓷項目として、「お金」という概念を今から述べるように、根本から変えて頂けると、辻褄があっていくと思われます。
 それは、
「財政赤字」なら、なぜ国家は破綻しないのでしょう?という疑問に、
まず、
根本的な勘違いがあり、それは『「通貨の発行で赤字を生んでいる」という誤解を財務省が国民に植え付けている』という事でしたね。

まず、「政府は借金をしている」と言いましたが、これは先ほど訂正させて頂きましたが、「通貨発行残高」と置き換えると混乱を避けることができると考えられます。

 図表を見てお分かりのように、年代を追うごとに、「債務残高」、つまり真の意味は、「通貨の発行残高」の増え続けているグラフです。
 1970年からのものしかありませんが、明治時代から、この金額はずっと大きくなり続けており、それは、つまり、
「通貨発行量が増えていると捉まえるのが当たり前」で、
それはもちろん、国土の上に建設された「建造物」「道路」や、テクノロジーの発達によりサービスの提供の基となる「知的財産」等に姿を変えて
「どんどん積みあがっている」事を考えれば、辻褄が合うどころか、おつりがくるくらい、日本の財産は大きくなっているとかんがえられます。その財産を流通させるための
「タダの印刷した紙」や「金属片」、「印字された数字」
 の発行になぜ「借金」がついてまわるのか?おかしいじゃないか!ということです。

 今回の「日本銀行」の深い闇に関して「お金の真実」について説明させて頂きました。

 次回は、「お金の真実」に関連して、もっと闇が深い「(市中)銀行」に関して 「お金の真実⓶」としてお送りします。 お楽しみに。

今日もお読み頂くために、お時間頂き、有難うございました。
プレゼントとして、パワーポイントのダイジェスト版をこちらに添付させて頂きます。(パワーポイント「お金の真実とは?(日銀編)」版は有料記事とさせて頂きました。)
Masa

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