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フィリピン人女性との交際のススメ5

 こんばんは。今日もお越しくださり、ありがとうございます。
 すこし暖かな一日となりましたね。
 それでも、13℃、フィリピンに住んでいた時の暑さが懐かしく思い出されます。

 早速ですが、次の話題に参りましょう。

4.ラテンの血が騒ぐのか、情熱的な恋を求める女性が多い。

 こう書いてしまうと、とんでもないような恋愛が繰り広げられていくかのような錯覚を与えてしまうかもしれませんが、これは日本人の感覚と比べての話しです。それでも、これから紹介する話しは……キツイかなぁ?(笑)
 
 前の回で少し話題にしましたが、フィリピンは16世紀からスペインに統治されていたりしたこともあり、いわゆる「ラテンの血」を継いでいる人種でもあります。

 ですので、暑い気候の国ということも相まって、情熱的な感情を持っている人が多い国でもあります。
 

photo by Matthew Hamilton

 僕にはフィリピンに移住するきっかけをくれた学生時代からの友人がいます。その友人は、日本企業から出向という形で、現地フランチャイジー(フィリピンでのフランチャイズチェーンのオーナー)の企業の店舗運営・人材育成などに加わり、今もそこで働いています。

 初めて僕がフィリピンに渡航した際、食事に一緒に出た時、彼の初めてのキスシーンを見ることになります。

 彼とは学校が同じで、20歳の頃からの付き合いです。
 20数年を共にした彼ですが、その中で、彼のキスを見たのは人生の中で初めての事でした。

 当時、彼も移住してから3年ほど経っていましたし、現地の生活にはもちろん当たり前に馴染んでいたのですが、「挨拶」として、僕の目の前で付き合っているフィリピンの彼女とキスをしました。

 日本でも彼女がいたかもしれませんが、紹介されたことはなく、フィリピンに行って、初めて紹介された彼女がフィリピン人でした。
 歳は、当たりまえと言えば当たり前なのですが、年下です。
 26歳年下です。
 その彼女をはじめて紹介された時には、まだ彼女が20歳になっていなかったのではなかったかと思います。

 その彼女に落ち着くまでに、彼に聞いた話しでは、前に2人、フィリピン人と付き合っていたと言います。
 その、今の彼女に落ち着くまでの「モトカノ」のことも話しを聞いたことがありますが、ぼくが彼の立場だったら居ても立ってもいられないような状況があったそうです。

 最初の彼女とのソリが合わなくて、付き合って間もなく、早々に別れようとする彼に現れたのが二番目の彼女の存在で、ちょうど付き合い始めようかなという時に事件は勃発したそうです。
 まだ微妙な関係だった、最初の彼女と二番目の彼女とがレストランで鉢合わせになったときがあったのだと。(;'∀')

 どう、説明していいのか、わからない状況になりつつある中で、なんと、「彼を挟んで、長椅子に横並びに二人が座り、会話をし始めた」らしいのです。
 友人は、人生で一番の冷や汗が流れたと言っていました。

 日本人の女性なら、どちらも状況を「察し」、このような修羅場は物別れに終え、後日、彼と一対一の状況で「詰める」作戦を取ることが多いと思いますが、この場で、「取られる」立場と「取る」立場がガチでカチ合ったのでしょう、両者一歩も引かず、彼に詰め寄る様子もなく、世間話が続いたようなのです。
 彼にとって非常に長い時間だったそうです。

 最初の彼女も、冷めかかっていたのもあったのかもしれませんが、先に身を引いたらしいです。

 その友人の事ですが、正直、日本ではこんな状況をつくるほどの色男ではなかったです。今まで、そんな彼を見たことがなかったのですから。
 ただ、イマカノとの、「挨拶」ですがキスを見、
 そして二人の女性が静かな闘いを繰り広げた戦場、その様子を聞いて思ったのが、「熱い男に変わったなー」も多少ありましたが、それにも増して、
 「フィリピン女性は、熱いなぁー!」という感想でした。

 そして、この話はまだ続きがあります。
 彼が、「静かな戦争エピソードⅠ」を僕に話すことになったきっかけが、
「静かな戦争エピソードⅡ」の戦場に、僕が居て、その「Ⅱ」の光景を目の当たりにしたからなのです。
「エピソードⅡ」は僕も居合わせた「現場」で起きました。
血は、流れていません。

 キャストは豪華です。
1.最初の彼女 2.イマカノ 3.そして、その友人です。
4.「エキストラ」として初登場の「僕」です。

 レストランで、一緒に友人とイマカノの三人で食事をしていた時の事、
他のグループとして「最初の彼女」が店にいたのです。
 ツカツカと寄ってきた「最初カノ」、友人が、歩み寄ってくるその姿を目で追っているのを感じ、僕も視線の先の「サイショカノ」に視線を送りました。

 他のグループに交じって来ているにも関わらず、その「サイショカノ」は友人の隣に座りました。一言、二言友人と会話をしたあと、今度は会話の相手を変えました。
 そうです、「イマカノ」と友人を挟んで会話しだしたのです。
その光景は今でもはっきり覚えていますが、最初は何のことだったか分からなかったので、友人と、「サイショカノ」との関係も知る由もありません。

 「あれ?この人、誰だ?」 そんな顔 (;'∀')?? 
をしていたので、それを察した友人がすかさず
「この女性はサイショのカノジョ」と大きな声で言いました。
 気が動転したのは僕で、「サイショカノにも、イマカノにも聞こえてるよ!」と言いかけて、ぐっと飲みこみました。
 「日本語だから、分からないか?」と勘付きました。
 続けて友人、「こんなこと、前にも一度あってさ。後で話すよ。」と。
(;'∀') (;'∀') (;'∀') 前にも一度?言葉が頭の中でリフレインしました。

 続けて友人、「今日なんか、全然問題ない。前はちょっと嫌な汗がずっと出てたよ、具合悪くもなった。」女性に挟まれたまま、彼はポツポツと話しました。

 その店を出て、彼女も自分のアパートに帰っていきました。彼とは別々に暮らしていました。
 僕はその時、友人のコンドミニアムに泊めてもらっていたので、一緒に帰り、部屋で、「エピソードⅠ」のあらすじを聞きました。
 (時系列的に題名を付けましたので、過去にあった方をエピソード「Ⅰ」としました。)

 「熱い恋」、情熱的なエピソードを想像させてしまったかもしれませんが、すみません、
 二回も繰り返して「サイショカノ」が現役の彼女を2人も相手に彼氏の前で冷静に話し込みをする姿の事でした。
 それに対応した女性二人も表面的には冷静を装っていました。
 しかし、中身は違います、とても熱い血がたぎっているのです。

 これは、東南アジアの女性に見られる「やきもち」が関係しているような気がしています。 非常にやきもちを焼かれます。(東南アジアの女性と付き合ったことがある男性がいたら聞いてみてください。)

 やきもちを貯め込むと、どこかで爆発するときがやってきます。ただ、プライドが高く、取り乱した姿は公には見せたくないというのが本音なんだと思います。二人でいる時、その「エクスプロージョン」は発生するのです。

 その爆発する瞬間を彼氏は何とか避けないといけないのです。
 命の危険にさらされる場合があります。
 フィリピンも、なぜか知りませんが、近所のショッピングセンターに拳銃が売っているので、市民権を確認するIDを提示すれば、拳銃、実弾が買えてしまうのです。
毎年、何人かの男性が命を落としています。

 話しは、脱線します。 タイでの話しです。
 以前、仕事の関係もあり、タイによく行っていた時期がありました。
今より若かったせいか、その時は、いわゆる「女遊び」と言われることもしていました。
 「デートクラブ」のようなところから女性を連れて帰りました。
 翌日、朝、何か聞きなれた「操作音」が聞こえていたので、目を覚ましました。女の子が、僕の携帯の写真を見ています。
 びっくりしましたが、特に彼女でもないので何も言わずにまた眠ろうとしたところ、「キノウ、オミセ、イッパイ、イッテルナー?」と話しかけてきました。
 本当にびっくりしました。それと同時に「関係ないでしょう?」と思いました。
 後から考えれば納得です。

 「一晩だけ」と思って連れて帰ったその日、その子は付き合っていた男からふられたらしく、頻繁に電話でやり取りをしていました。最後の通話となった電話を切ったあと、大泣きしはじめました。
 こっちはいい迷惑です。凄い勢いの泣き方でした。あまりにも泣き方が激しかったので、同情しました。身のやり場がなくなったその子に、僕は胸を貸しました。
 一時間ほど顔を胸に付けて泣いていました。「おぉー」という泣き声が胸に響きました。
 泣きつかれたのか、しばらく静かになりましたので、電気を消して寝る事にしました。
 その直後、ぱっと明かりがついて、そこから始まったのが「質問コーナー」です。
 まだ19歳の彼女が片言の日本語で質問を繰り返してきました。
 相手の男は日本人。日本人の男の心のうちを質問し続けてきました。
途中で意識がなくなり、僕はいつの間にか寝ていました。

 そして、次の日の朝の出来事があったのです。

 それから昼近く、食事の為に同行していた男友達2人と外に出ましたが、その時にも、その夕方、夕食の時も、その日一日、ずっといました。しっかりとデートクラブのお代は取られましたが…….。

 今でも連絡は取れるし、歳の離れた妹のような存在です。

 最初に会った日、泣いて、別れた男との関係が吹っ切れたのでしょう。
男にはわからない女ごころです。
 そのとき、僕はもう少しで40歳になる時、10年前に離婚(もちろん日本人)をし、独り身では有ったので、障害はなかったのですが、ついぞ、その子とは結婚するには至りませんでした。
 夜、うとうとと寝ていると、エアコンの冷風ではない風を感じて薄目を開けて見てみると、うちわで扇いでくれていたり、買い物に出かけていくと、自分のものでなくても、自ら店員から受け取りレジ袋の荷物を腕にかけて持ってくれたり。空いている腕は僕の腕に絡めてきます。
 恥かしくなるくらい大胆ですが、そんな思いもできました。

 2年前にタイ人男性と結婚したようです。昨年、男の子が生まれ、フェイスブックで成長の過程を垣間見せてくれます。

 ここまで書いてしまって何ですが、
 「フィリピン女性との交際のススメ」なのにも関わらず、タイ人との恋愛の事を今回は書き込んでしまいました。失礼しました。
 正直、フィリピンに住んでいた時には、ある理由があって、フィリピン人の彼女はつくりませんでした。

 もちろん、彼女が欲しくなかったわけではなかったのですが、その理由が交際したいという理由を上回ってしまっていました。
 一つ前のNoteにも書きましたが、このあと書き上げる予定の最終Noteでお伝えします。
 非常に大事な事だと思っています。
 真剣にこの「マガジン」の内容をお伝えしようと一つ一つ書いています。
最終章に収斂していきたいと思いますので、よろしくお願い致します。

 本日も長文にお付き合いいただき、お時間を割いてここまでお読み頂き、ありがとうございました。
Masa

 

 


 

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