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機嫌をデザインする

2024年読書初め。
お目当ての本が6店舗になくて、
何となく手に取った本が
私的にかなり面白かったので雑まとめ

「機嫌のデザイン」秋田道夫

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悩むとは物事を複雑にすること
考えるとは物事をシンプルにすること 

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◾︎機嫌を保つ上で大切なこと

・余計な擦れ、摩擦を産まない 
・負の影響は我慢せず、無理に適応しようとはせずに、自ら離れる
・人は環境に影響を受ける生き物だから、周囲に対して敏感なことは非常に大切
・負けて勝つ
・適度な引き際、押し側のバランスの見極め方
・気を使う人は損する。
・気が効く人は得する。
→先回りする、相手が気づく前に親切が完了している。相手を負担を感じさせない配慮
・not 愛着=執着 見返りを求めたり、依存へ繋がる
・自分で自分をコントロールできる範囲を維持する感覚
・無邪気な大人、邪気を隠している大人
・気持ちの豊かさが人生の満足度を決める 
・セレンディピティ
→誰かれなく愛想良く接して「おく」
 誰の言葉も素直に受け止めて「おく」
・偶然の巡り合わせの風を感じる感性と体勢
・使う言葉を70センチの高さに置く
・人とのコミュニケーション、相互に無理がない、自分が疲れない高さで
・出会う人すべての背景は測れない言葉を知っておく
・見識は口論に勝る。つまり、知識と見識眼
・陰で言われる悪口は、気になる存在になり得た証拠
・捉え方の発明
・もう少し話をしたかったなくらいの方が、付き合いが長く続く
・相手の悩みの特殊性を損なうことなく、一般的な解決法を伝える
・話しやすい人柄、ウィットを忘れない言葉返しのセンス
・言葉を吟味して発するセンス
・相手の言動が気になった時、あくまで気づかせて、背筋を伸ばしてもらう程度の刺激を与える
→急所を外して深く切るが1番残酷。自分の殺傷能力を試して、単に自己顕示欲の発散になってどうする。
・自分自身にゆとりがないと他人に優しくできない。つまり、何事も自分がどうあるかから始まる。
・躾をするとしたら自分自身。
・自分から進んでした物事の失敗からは学ぶことができる
・物事損をしないと得に至らない
・自分はたかがしれていると期待しない
・自信というのは浮く為ではなく、流されない為の重り
・素直に優る才能なし
・嫌われたくない、認められたい、わかってほしいという三代承認欲求は、結構好かれている、結構認められている、結構わかられているという、三大結構で、結構昔から満足している。
・仕事は忙しい人を好んで集まってくる
・仕事を呼ぶのはやはり仕事

◾︎相談相手として
・人の悩みは個人的な悩みに見えて、実は一般的に良くある。
しかし、この悩みは特殊であって欲しいという願望もあったりする。
みんな同様に悩んでいるという答えでは納得しない。
なので、相手の特殊性を損なうことなく、一般的な解決法を伝える。
・新しい視点を与える

◾︎メモ
・憮然(ぶぜん)=不機嫌
・セレンディピティ=偶然に良いことに巡り会うこと、偶然力
・見識眼(けんしきがん)=物事を深く見通し、本質をとらえる、すぐれた判断力。ある物事に対する確かな考えや意見。識見。
・シニカル(cynical)
=「皮肉な」「冷笑的な」「嘲笑的な」といった意味で用いられる英語の形容詞。 他人の考え方や価値観を小馬鹿にするかのように冷ややかに笑う態度
・社会性
・審美眼(しんびがん)
=美を見わけることのできる眼力。 美を識別する眼識。
・鑑識眼(かんしきがん)
=物の価値、真偽などを見分ける能力。
・機微(きび)
=心や物事の非常に小さな変化や働き

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