いすみ市空き家再生・流通促進部会
人口減少が進行するいすみ市のような地域には,これからの5年間で危険空き家が急増していきます.
2022年5月時点のいすみ市内の0歳児の人数は,現状の6歳児(小学1年生)と比較し,4割以上減少しています.つまり,6年後の小学1年生の児童数は現状よりも4割以上,少子化が加速する訳です.これは,子育て世帯も4割以上,消滅することを意味します.
加えて地域経済が疲弊し,経済的理由で都会へと転出されていく世帯数が増えれば,いすみ市内の子育て世代はさらに減少していきます.
また,寿命を迎え,後期高齢者人口も自然減となります.それらによって,いすみ市内の空き家が急増していくことは避けられません.
既に,いすみ市では,4軒に1軒が空き家です.
そんな空き家が放置されると,ハクビシンやアライグマ等が侵入し,その排泄物により壁などが腐り,そこから雨漏りが生じ,建物を急速に劣化させ,倒壊の危険性の髙い危険空き家が地域内に増殖していきます.
一方で,いすみ市内の空き家の購入を希望されている市外の子育て世帯層も増えております.需要に供給が追いついてない状況です.そこで,いすみ市内の空き家再生や,空き家流通を促進すべく,いすみ市商工会の新規事業創造委員会内にいすみ市空き家再生・流通促進部会を新たに創設し,民間のチカラを集め,継続的な新規事業として,いすみ市内の空き家問題の解決に向けて取り組んでいきます.
尚,空き家問題でお悩み方は,気軽にご相談ください.いすみ市商工会を中心とする地域ネットワークを活用して,問題解決を無償でサポートさせて頂きます.
連絡先/いすみ市空き家再生・流通促進部会 担当/荘司yesubu@yahoo.co.jp
電話/0470-62-1191(空き家相談についての問い合わせとお伝えください)
【注意】
・空き家の購入についての相談は対応できません.
地域の不動産業者へご相談ください.
・不動産の仲介等の対応もできません.
・物件の状況によっては,ご相談頂いても対応できない場合がございます.
既に危険空き家状態であり,解体するしか方法がない物件など.
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