人恋しいと思う瞬間

疲労と頭痛から誰かの手が恋しくなる瞬間がある。それと同時に「らしくない」と言われた過去を思い出して、なんとも言えない気持ちになった。

弱音だの愚痴だのを吐くのが私らしくないというのなら何をもってその言葉を持ち出すのだろうと聞きたかったけど、その人とはとっくにお別れしているし大体は想像がつくからもう想像の範囲で済ませてしまうおうとなるが、言われた事って内容によっては呪いのように根付くんだよなぁコレが。

甘えたいと思う反面、また「らしくない」と言われるのは嫌だし迷惑に思われないかなと考えてしまう。最近は付き合いの長い人や創作界隈の人と話をする事で、ああ甘えているなとは思ったりはする。そして無意識化に甘えを出しているんだろうなぁという風に思う。

無意識の甘えは意識した甘えよりも怖い所だよなぁ。少しずつ誰かに甘えられるようになったけど、そういう部分は怖いと思うし甘え過ぎていないかと心配になる。相手の負担になる事はしたくないのだけど、どうも言葉にしてしまう事がある。

此処まで書いてあれだけど、誰かの手と書きつつ“あの子の手”が恋しいんじゃなかろうかとふと思った。手以外にもあの子の言葉とか会った時にたまに触れる手とか、そういうのが恋しい。なんて言ってみるのである。

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