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南伊勢 神前浦漁港 壁画「調和と教え」/Yoh Nagao 作業補助、映像撮影

2019年僕のマインドをぐっと押し出す出会いがあった。
コラージュアーティストYoh Nagaoとの出会いだ。
Yoh Nagao

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https://instagram.com/yohnagao?utm_medium=copy_link

「僕らは未来の先住民」をコンセプトにコラージュアート(写真などを切りはりして作るアート)のアーティスト。

アートを生業にする前はデザイナーとして働いていたそうなのですが
その間にUNIQLOのTシャツコンペで賞を受賞し、台湾での展覧会に参加。
そこで出会った海外のアーティストがアートで生きていて、展覧会後もアートをやっていけることと、自分は日本に帰ったらまたデザインの仕事に戻る、、この落差はなんだ!と思い立ちドイツに行かれます。
そこで5年間アートを活動を続けたのち、メキシコ、モンゴル、ナミビア、世界の民族や異世界を感じる場所へ行き壁画の制作や子供達へのワークショップなどをされちょうど帰ってこられたタイミングくらいで南伊勢町の話が来たそうです。
ナンテコッタ。
詳しくはyohさんのブログをご覧ください!
http://yohnagao.com/news.html

yohさんとはかなり遠回りだけど近い灯台下暗しな出会いでした。
僕が同期四人と展示会をした際に同期の一人の先輩が来てくださり
その方の友達の友達がyohさんの知り合いで、この南伊勢壁画のインターン募集の
お知らせを僕に教えていただいたところから始まります!
一度yohさんの愛知県日進市のアトリエにお邪魔して
旅の話やコンセプトのお話を聞き、確か一週間後くらいに南伊勢で待ち合わせということで行きます。

そういえば南伊勢の初日は僕の誕生日の次の日で誕生日なのに結構災難にあってメンタルにがっくり来てました笑

その時やっていたまた別の展示会の搬出が終わり僕がハイエース、友達に僕の母の車を運転してもらいハイエースを返却に行くところでした
友達が3台巻き込む玉突き事故の一番前に来てしまい僕の母の車の左ケツがもげる事故に、、、
僕はハイエースを返却、事故現場に戻り幸い友達は怪我なく。
事故車のレッカーとか警察の云々とかいろいろやり取りして、夜に母の車を修理やさんに渡してその日のうちに代車を手配、日が明けました、、、。
そんな誕生日ののち朝10時に三重県南伊勢市神前浦に行きます!

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自宅から南伊勢神前浦まで片道167km!
遠い?!

四日市を通るあたりはいいのですが伊勢を超えると別世界、山を越え谷を越え
そうして南伊勢に行きます。

そしてyohさんと再会!
MTの軽トラを運転して塗料などを取りに行き、60年前に海水を混ぜたりしてガツガツ作っていった防波堤を真っ白に塗って下地を作ります。
さすが60年前の防波堤、石がぼろぼろ取れたりまー大変。
ガンガン白を塗って下地材シーラーを塗って、100cmごとのマスを書きます。

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こんなところから実制作は始まります。
実際制作に要した期間は10日ですが台風9号がその時きており、天気とにらめっこして愛知と南伊勢とを往復しました。
午後に色を塗って夕方夜に乾かないまま雨に降られて色が翌朝落ちてるみたいなこともありました。

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台風9号とにらめっこしながら壁画制作をし10日間で完成しました!

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「調和と教え」
以下 紹介のmovie概要欄より
壁画概要
絵柄はそれぞれ、この地区で毎年7月に行われる御船祭に使われる船底の柄、伊勢神宮へ奉納される伊勢海老、よく成長する麻の模様、この地域の神話の三つの龍のモチーフ、ハマボウの花、舞い飛ぶトンビ、そして潮騒と共に朝日が登る、この場所を構成する自然とその脅威を雷と波で表現しています。

その後南伊勢町長もいらっしゃるテープカットお披露目会が行われました。
このとき町長がすごくこの壁画を気に入り壁画の追加が決まります。
2020年の予定でしたがコロナを危惧し中止
しかし2021年12月に続100mの壁画制作がこのnoteを書いているときに始まっています!
公開をお楽しみに!!!

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そしてこの壁画の紹介movieの素材撮影を担当しました。
編集はyoh nagaoです。
ぜひご覧ください。



おまけ

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話題は変わりまして、南伊勢は魚がうまい!

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壁画を描いた神前浦の漁師さんたちはタイの養殖などをしたり11月には伊勢海老漁などなど。
スーパーにはぶりのちっちゃいやつツバスが300円で丸々新鮮な形で売っている。

南伊勢で宿泊して翌朝も作業する時は防波堤の裏にある宿、「八方」
に宿泊します。
僕が参加した当日のご飯がこれ

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漁師さんが養殖場の近くでつった魚を宿に入れてくれるらしくこの日はアジの刺身にサザエ!やべえええ
前日の悪夢が報われた気がしましたご飯って偉大。

壁画を描くのを快く思っていただいて毎回帰るときに魚をもらってうちで捌いて食べる生活が続き魚さばくのがうまくなったのが副産物。

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いただいたハタの小さいやつ。
ちなみにぐい呑は木村達哉くんの作品。
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