「海と毒薬」 遠藤周作 書評

戦時中の米軍捕虜生体解剖をめぐって二人の助手勝呂と戸田の心情を描写する。
勝呂は良心に対して向き合って悩み、戸田は良心に対して悩まない自分に悩む。
人間内部の魂の探究をした作品と言われている。

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518字

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