リアル脱出ゲーム×葬送のフリーレン『千年の夢からの脱出』に行ってきた
※ネタバレには留意しますが、以降「リアル脱出ゲーム×葬送のフリーレン『千年の夢からの脱出』」の感想を含みます。全く初見で楽しみたい方は体験後にまた読みに来てください。
これがリアル脱出ゲームのデビュー戦です。楽しかった。
以前はリアル脱出ゲームに参加する前後でのイメージの違いに着目しましたが、今回はただただ感想です。
初手の謎解き「なんば駅」
今回の舞台は、なんば駅から徒歩5分のリアル脱出ゲーム南堀江店さんです。HPには徒歩5分と書いていますが、その道のりは遠かったです。……いや、ボクが油断していただけというのもあるんですけど、想定より時間がかかりました。もし、今後初めてリアル脱出ゲーム南堀江店に行くよ!って方は早めに行動するのがおすすめです(ほかの店でもそう)。
言い訳をさせてください。なぜ遠いと感じたかというと、単純になんば駅が広すぎるんです。南堀江店さんのHPからアクセスを見ると大阪メトロなんば駅から徒歩5分と書いてあります。でもこれ、改札とかじゃなく出口からの話なんですよね。そして肝心な出口はというと、26-Cから出る必要があるんです。……どこ?
普通に迷いました。26-Cがわからん。なんば駅に慣れていない人はここでつまずくと思います。ボクがそうなので。みんなもつまずいてもらわないと困る。
なんば駅を知っている人はわかると思うんですが、出口めっちゃあるんですよね。すげーあります。まじでわからん。
26-Cは四つ橋線寄りの出口で、御堂筋線側から考えるとなんばウォークの奥にあたります。もし、御堂筋から行くよって方は26-Cまで行く時点で5~10分ほどみておくことをお勧めします。もっと言うと改札を間違えるとそれこそ端までいかないといけないのでもっと時間がかかります。慣れてない人はかなり時間に余裕を持たせましょう。
ちなみにボクは、ゲームには間に合いましたが、友だちとの待ち合わせには間に合いませんでした。道中友だちが急いでた、ごめん。
あと、HPの案内にもあるんですが、エレベーターは本当に混んでます。どの口が言うねんといった感じですが、ぎりぎりに行くと焦るのでなおのこと早めに行った方が良いです。
初めてでそわそわ
エレベーター出たら目の前が会場入り口でした。スタッフの方が立っていて案内してくれていて安心。そのまま、受付に進みます。初めての人向けに丁寧に説明もあり、席に案内されてからも注意事項などを説明してくださいました。丁寧。
テーブルには既に2人参加者がいました。友人と1人がこのタイミングでお手洗いに。知らん人と2人は気まずい。配られた資料を読みます。そわそわしていると、相手の方(この方をAさん、もう1人をBさんとします)から話しかけてくださいました。ありがとうございます。Aさんはリアル脱出ゲームを何度も経験されており、今回のコラボのためにフリーレンを観たそうです。ボクは初めてなんです~と話していると、友人とBさんも戻ってきてちょうど開演となりました。
ちなみに、フリーレン脱出は6人グループが想定されているんですが、2人は来られず4人スタートになりました。
開演
ゲーム開始前に、ちょっとしたレクリエーション。今回は魔法使いの1人として物語に登場するので、魔法を使う練習をしました笑
司会の方も改めて注意事項などの説明をしてくださいます。こういったところがとても親切だなと思いました。初めてでも安心してゲームを開始できました。ゲーム中もスタッフが数名巡回しており、いつでも声を掛けやすい様子でしたね。ある程度の説明が終わったのちスクリーンにムービーが映し出され、いよいよゲームが開始します。
司会の方が登場人物になりきり、ストーリーを進めて行ってくださいます。声の通りもよくて、演技も上手な方だったんですが演者さんとかなんですかね。後に、感想ツイートにいいねしてくださったことでわかったんですが、徳田眞白さんという方だそうです。素敵な演技でした。そういったのも相まって世界観に没頭しやすかったです。
ストーリームービーも取り卸しボイスで進んで、楽しかったです。シュタルクがいっぱいしゃべってる…!って思ってました。ムービーや最初の流れが終わるといよいよ謎解きスタートです!
実際の謎解き
※謎解きの内容には触れません。ネタバレにならないだろうところだけを述べていきます。もし嫌な方はすっとばしてください。
謎解きは、主にタブレットを使って進めていきました。タブレット以外には紙類が多く、謎自体は比較的簡単かなといった印象です。
Aさんが手馴れていて、かなり流れを作ってくれていました。ほんとに助かる。やってて一番思ったのは、もらった資料にはすべて目を通しておくべきといったことですね。なんか見たみたいな情報で閃けることがたくさんあったので、とりあえず貰ったものは全部見た方が良いです。
流れは簡単な謎から段々複雑になっていく~のように感じました。わかりやすい。ただ、後半の謎は自分にとっては複雑すぎて、ちょっと情報量に追い付けてなかったです。それでも、グループで案を出し合って謎解きを考えるのは楽しかったですね。これは、AさんBさんの雰囲気も良かった理由の一つだと思います。
それと、謎解きの時間は60分あるんですが、めっちゃ短かく感じました。これの原因なんですけど、謎解きたびにタブレットで登場人物が話すシーンが入ることにあると思います。フリーレン好きとしては嬉しいけど、謎解きしたい人は一回一回挟まるのちょっとしんどいんじゃないかなと勝手に思ってました。それに時間がぎりぎりになってもカットシーンは入るので、後半はボクもそわそわしました。
今回の脱出は失敗でした。他チームもいくつかありましたが、全員失敗。友人曰く、普段は1,2チームはクリアするとのこと。おそらく、フリーレン目当てで来た人たちが主だったのかな~と話してました。それでも、自分たちのチームはあと一歩のところまで来ていたのでだいぶ健闘したんじゃないかなと思います。悔しいけど楽しいね。
最後には、きちんと答え合わせもしてくれます。会場は「お~」「あ~」みたいな感じです。面白い。ストーリーで締めくくられ終了、といった流れでした。
やってみて
面白かったです。謎解きも初心者でもわかりやすいものからスタートして、フリーレンの世界観が大事にされてる感じもありました。その分、脱出成功できなかったのは悔しい…!頑張れば閃けそうな内容でもあったので余計にそう思います。
反省点としては、後半焦って情報処理が追い付かなかったことがありますね。落ち着いて謎解きはした方が良さそうです。それと、謎解きのヒントは進行上に存在することが多い、と友人から聞いていたのに全然頭から抜けてましたね。ひらめきの糧にできなかった。後、パズル系が苦手すぎました。特に立体物は頭がフリーズするので、グループの人がやってるのを眺めることしかできませんでした。ぽへー。
脱出ゲームを失敗した悔しさは脱出ゲームで晴らすしか無さそうです。この面白さにはまってしまった自分は帰ってすぐに次の脱出ゲームの予定を立てるのでした……。
次の感想は、「リアル脱出ゲーム×名探偵コナン『100万ドルの絡繰館からの脱出』」の予定です。ぼちぼち書きます。
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