見出し画像

始まっていない小学校受験を終わらせた話2

前回はこちらから。

ここで、私が調べた横国附属受験についてメモしておきます。あくまで2023年時の私の観測範囲ということをご承知おきください。

女子だけ(男子でもそうですが)の場合に限って書きます。

事前抽選(出願?が150人以上の場合にのみ行われる)
一次:ペーパーテスト・グループ面接
一次:集団テスト(行動観察)(150人→75人)
二次:抽選(75人→50人)

人数に関しては、ソースのメモがないので、あまりあてにしないでください。。。

ペーパーテスト対策としては、「数量」「常識」「図形」辺りが大事そう。
グループ面接で聞かれるのは、「自分の名前」や「お友達の名前」、「好きな遊び」や「好きな食べ物」など
行動観察では、ルールの理解と自立して学習に取り組む姿が見られるのかな。

当時の次女の課題としては、
・お話を最後まで黙って聞くというマナー的なもの
・初めての子とどれだけ関われるか
・季節感の知識
・塗り絵や折り紙など丁寧さが必要なもの
でした。
どれもとっても大事です。
こうしたことを身につけようと、親子で取り組む姿勢はとてもいい時間になるなと思いました。
じゃあ、お受験関係なくやったらいいじゃない、って話なんですが、そうなると途端にやる気が…(笑)
もともとの私の性格の問題で、目指すべきゴールがないとひたすらだらけていたいし、ゴロゴロしてたいんですーー。


スケジュールとしては、

①9/20~10/3  (出願応募)
②10/16~10/23 (本出願)
③11/8 (一次)
④11/9(一次)
⑤11/20 一次合否発表
⑥11/22 二次
 
となっていました。
調べる途中で力尽きたのか最終合否発表がいつなのかはわかっていません(笑)
その前に説明会などがあるので、とにかく平日に休みがとりやすい職業でないときついです。
 



 
お受験となれば、避けて通れないのが塾通いです。お教室ですね。
行くとしたら湘英会が近くにあるので、そこにしようと思ってました。
サイトでは、入会金3万円、月謝37,000円とありました。
ですので、自宅学習を頑張りつつ、年長になる3月に入会して10月くらいまで過ごしたとして、40~50万くらいになるのかな、といった感じでした。
もちろん、実際に通わなかったので、あくまで試算です。
教材やら模試やらでもっとトブのかもしれません。
理英会ですと、すべての講習うけて62万円くらいと自分でメモしています。
 
習い事として割り切るには、やっぱり高いーーー。
 


調べてみて国立大学附属小学校の良さを感じ、本格的なお受験を考えるところまでいったのですが、もちろん懸念事項・デメリットもありました。

1.中学校進学時の選択

中学校をどうするか。横浜国立大学附属小学校には、3つの選択肢がありました。

①地元の公立中学校に進学する。
②校内試験をパスして、附属中学校に進学する。
③校外試験を受けて、別の私学の中学校に進学する。

一応②に進んだとしたら、外部高校に進学するか、提携?の光陵高校に内部試験で進学できるようでした。

このうち、②と③は小学校の段階から塾通いが必要。
そして、③を選択した場合、②の資格はなくなる。
①の場合は、高校受験に向けての対策が必要…。小学校時の知り合いがいない環境に飛び込まなければならない。
小学校受験で合格しても、中学受験があり、中学によっては高校受験もあって…という、小学校卒業後に向けて考えることも多いです。


2.最終合否は抽選

一次を受ける前に志願者数が多ければ一回目の抽選。
そして、一次・二次試験を通っても、最終合否は抽選というギャンブル(笑)
まあ、子ども自身の力による結果よりは親の運による原因で受かったり落ちるほうがいいなとは思いました。思いましたが!
小学校受験のためにかけたお金と時間が最終的に運で落ちるかもしれない~となると、その分遊んだり旅行行きたいなあ(笑)なんて。


3.仲の良い友達と離れる。
今の保育園で、とっても仲の良いお友達がいて、運よくその子と同じ小学校なんです。
そして、次女は「〇〇ちゃんと同じ小学校!朝、一緒に行く!その子のおうちに迎えに行く!」と年少の頃から言うようになりまして。
長女がお友達と一緒に登校する様子を見て、ものすごく期待を膨らませてしまったのですね。
長女は逆に、保育園時代のお友達とは誰一人同じ小学校ではなく、それもあって一年生のとき辛そうでした。
だから、仲の良いお友達と一緒の小学校という安心感がどれだけ心強いか親としても重要視してしまいます。
次女はわりとどんな環境でも慣れそうだし、むしろ大好きなお友達にべったりになるよりは新しい環境で新しいお友達と過ごして世界を広げてほしいという気持ちもあります。

でも、長女のときもそう思って、結果彼女がしんどそうだったことを思えば、仲の良い子と同じ小学校学区という運は恵まれているのかもしれません。

お友達関係は、結局どうなるか分からないし、結果論でしか「良かった」「良くなかった」としか言いようがないので、もちろん実際に行ってみたらとても良かった!となったりします。
ただ、私がそのリスクをとる勇気がなかっただけです。


4.電車による通学と通学時間の負担
いくら学区とはいえ、7歳の子が毎日電車に乗って通学する負担も心配でした。
我が家は上りなので通勤で混雑しているし、長女の様子を見ていると1年生のうちはランドセルの重さで片道10分でもしんどそう。
1年の間はできるだけ、付き添って登下校したい。けど、もう時短制度も使えないし、勤務的に厳しい。
祖父母に頼るにも限界がある。
まとまって、集団登校している様子を見ますが、何かあったときに上級生の子どもに責任を負わせるのはかわいそう。


とまあ、長々とここまで書いてきました。

結局我が家(というか私)は上記の「3」と「4」が大きい理由で小学校受験を始めることをやめました。


小学1年生は親のフォローが大切でデリケートな時期で、そこを子どもにがんばらせるとしんどくなってしまうということを長女で経験したので(事前に分からないといけない話ですが)、ある程度勝手も分かり、送迎もしやすい地元の公立小学校で親が手厚くサポートできる方が我が家にとってはいいだろうという判断です。

当たり前ですが、子どもによって合う・合わない、できる・できないは違いますし、次女は次女でどうなるかわかりません。

それでも、次女のお友達と一緒に通う楽しみを「あなにとってはこっちの道がいいから」と決めつけるのは私のエゴだなと思った次第です。

それでも、いまだに名残惜しい気持ちはあります。

というわけで、後ろ髪ひかれまくりの小学校受験。
我が家はこんな経緯だったよ、という備忘録でした。

お付き合いありがとうございます!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?