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【ゴルフ】練習ラウンドの意識改革

来週はいよいよ県アマ(一般の部)の予選。昨日はそれに向けての指定練習日(指定された練習ラウンドの日)でした。初めてクラブ競技以外の外部競技に参加した2月のプレミアム予選の時は、外部競技に誘ってくれたゴルフ仲間とその仲間が一緒に練習ラウンドにつきあってくれ、安心感がありましたが、漠然と終わってしまった感じ。今回は自分一人で練習ラウンド参加、同伴競技者からいろいろ勉強させてもらった1日となりました。


これまでの自分の意識

昨日もそうなんですが、これまでの自分はどんなラウンドであろうと「いいスコアで各ホールあがりたい」と思ってラウンドしてました。各ショット、上手くいったら「良かった〜」と思うし、ダメだったら「あぁ〜」って凹んだり。

一応前回プレミアム予選時の練習ラウンドでは、各ホール、キャディさんに「狙い所」「絶対避けないといけない所」「よくあるミス」等を聞いて、それを当日使用可能なヤーデージブックにメモしておくというのはやりました。

でも結局は、各ホール、何打であがったかで一喜一憂している自分がいましたし、本番もうまくはいきませんでした。

新たな発見

昨日一緒にラウンドした方々、競技経験も豊富そうで普通にお上手。そんな方々のプレイを観察、そしていろいろ質問させていただき、目から鱗、自身の練習ラウンドへの向き合い方に大変参考になりました。いくつか学んだこと、教わったことを挙げてみると:

  • 練習グリーン。大きいのが1箇所と小さいのが1箇所、どちらで練習した方がいいかキャディさんに質問していました。僕は普通にみんながやっていた大きい方のグリーンでやっていましたが、両方それぞれに意味があると。

  • ティーショット。僕はフェアウェイに上手く置けたらただ喜ぶだけでしたが、彼らはそもそもフェアウェイを狙ってなく、積極的に左ラフや右ラフの方に打っていってた。「フェアウェイに置いたら、2打目の練習にならないでしょ?」と。あるいはカート道から遠いほうに打っておいて、2打目地点にいったらまずはカート道近辺からグリーン方向のアングルの確認、そして自身のボールの方からもグリーンへのアングルの確認。これについては、むしろ積極的に左右ちゃんと狙っていったほうが、結果大ミスも少ないのかな?という印象。

  • 次はグリーンを狙うショット。こちらも、わざとかどうかはわかりませんが(笑)、結構バンカーに入れていた。そして、バンカーショットもグリーン方向に打つというよりは(打つ時もあるけど)、一旦レイアップ候補エリアに脱出し、そこからアプローチ。もちろん「絶対入れてはいけないバンカー」は当日も狙わないので入れても意味がないが、可能性のあるバンカーはやっておく感じでしょうか。

  • グリーン上では、積極的にピンオーバー。3パットも全然OKという感覚。もちろん予選当日はそんなことしないですが、まずはスピード感とアンジュレーションの度合いに慣れていくこと優先。ホールアウトしても、空いてるスペースで練習(←これは本番では禁止、そして通常営業時のラウンドでもオススメはしません。男子プロの片山晋吾選手も以前プロアマでこれやって問題になりましたね)、あるいは他人のパッティングも真剣に観察。

  • そもそも各ホール、自身のスコアも他人のスコアも付けてない。ティーショットの順番も、「今日は適当にやりましょう」って。

上記以外、彼らの言葉で印象に残っていたものとしては:

  • 「せっかくの練習ラウンドなんだから、そんな少ないスコアであがってたらもったいないですよ(笑)もっと練習しなきゃ。」

  • 「練習ラウンドがいいスコアだと、大抵本番は失敗、これ結構"あるある"なので、今のうちに失敗しておく」

もちろん上記のことは、スロープレイにならない範囲内で。昨日は前後の組とも練習ラウンド組でしたし、前が開いてしまった時は当然スピードをあげ、詰まっている時は、ちょっと多めにグリーン周りの練習。そんな感じでやっても、前半ハーフは2時間ちょっとで終了。上手な方々とラウンドすると、いろいろやってもハイペースですね(笑)。後半は一般営業組につっかえたので、ちょっとスローペースになりましたが。

今後の取り組み方への示唆

こうやって考えると、外部競技に向けての練習ラウンドに限らず、普段の自分のラウンドへの向き合い方も、ちょっと見直しが必要かなって感じます。多分、ゴルフ開始当初からスコア管理アプリで自身のスコアを記録しているから余計にそうなるのかもしれませんが、毎回毎回、どんなラウンドでも「いいスコアでまわりたい」という欲は一旦捨てなきゃな、と。

具体的には:

  • いいスコアで上がることを目標とするラウンドを定義する。例えばクラブ競技(月例杯、祝日杯、キャプテン杯、理事長杯など)、外部競技(県アマ)、そして賞品がでるプライベートでのコンペ(笑)。こういったラウンドでは、自身の今持っているスキルをフル活用し、何がなんでもロースコアであがることを目指す。こういう時には、スイングの課題とか、そういうのは一切気にしないようにする。

  • それ以外のラウンド、例えばメンバーコースにフリーで行った時。こちらは、一応スコアはちゃんとつけるが、そのスコアに一喜一憂せず、「取り組んでいる課題、テーマが18ホールちゃんとできるかどうか」を目標にする。これ、難しいんですけどね。すぐスコアを気にしちゃうから…

  • 外部競技の指定練習日やメンバーコースでの"追加ハーフ"は、練習ラウンドとして、積極的にミスをする。

  • 友人たち、元お客様との交流ラウンドは、「まずは彼らとの交流、ラウンドを楽しむ」こと。

最近はこれらのラウンドへの意識がちょっと曖昧になっていたような気がします。今後は各ラウンドの目的をより明確にして取り組んでいければと。

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