マガジンのカバー画像

新NISAに関する記事

32
2024年から開始される新しいNISA(新NISA)に関しての自身のnoteをまとめました。2024年以降は実際の投資についてまとめていけたらと思ってます。
運営しているクリエイター

#投資信託

【新NISA】2024年第1四半期(1-3月)の振り返り

さて2024年1月に新NISA制度がスタートして3ヶ月。10年、20年といった長いスパンでの投資を考えれば、たかだか3ヶ月で振り返るのもどうかと思いますが、20年にもわたって資産運用会社で機関投資家営業を担当していたからか、四半期毎にパフォーマンスをレビューするのが身体に染み付いているようです(笑) 機関投資家が運用をレビューする際、いわゆるPDCA、Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Action(対策)というフレームワークを使いますが、自分の運用に関して

【新NISA】本当にロボアドでいいですか? - 新NISA、ロボアドで簡単に(日本経済新聞)

こちらも今朝(2024年1月22日)の日本経済新聞WEB版から。投資初心者にロボアドの活用をすすめる記事。全否定するつもりはありませんが、デメリットも書いておかないとフェアではないかな…ってことで。 僕はロボアドを活用することはありませんが、もし新NISAで活用を検討される方がいらっしゃるのであれば、以下の点を考慮したうえで判断をしてもらいたいと思います。 分散され過ぎ?例えばいま20代、30代の若者を想定したとします。彼らにとっての重要な資産、それは自分自身です。サラリ

【新NISA】2023年の総括と2024年の目標〜新NISA編

さて既に2024年に入って9日目の1月9日(火)。今日は2024年から始まった新NISAについて、2013年の総括と2024年の目標・方針について書きます。 2023年の総括新しいNISAは2024年からスタートする制度です。2014年、今からちょうど10年前に年間投資枠100万円でスタート(その後2016年には年間投資枠が120万円に拡大)した一般NISA、その2014年からフルに制度を活用してきました。ほぼほぼ満足した結果となりましたが(細かく見てないですが、5年経って

【投資】【新NISA】SMT iPlus 成功報酬型投資信託 - fairness(公平性)は担保されるのか?(訂正追記 - 2023年11月16日)

今日は紙面の日本経済新聞はお休み。Webサイトの記事で、日系資産運用会社大手の三井住友トラストアセットマネジメントが、アクティブ投信にマネー回帰を促す狙いで成功報酬型の投資信託を設定するという記事が出ていました。 記事中では、 とあり、「初期の基本手数料を下げ、"儲かった時に報酬をいただきます"」という投資家にとってはとても聞こえのいい投信となっています。 ただ、おそらく、例えば機関投資家向けのヘッジファンド等、成功報酬が一般的であるファンドを取り扱ったことがある人たち

【新NISA】これは誤解を与える記事だと思うけど…

今日の日本経済新聞のWebサイトから新NISAに関する記事。日本経済新聞社のマネー・エディターという肩書きの方が、成長枠に関する考え方を書いているが… 主役は「つみたて枠」と言っているが、「つみたて枠」は年120万円までが上限、一方で「成長枠」は240万円と2倍の枠がある。何を根拠に主役が「つみたて枠」と言っているのか不明だし、ミスリーディングだと思う。 「成長枠」を"じゃない方"と称し、あたかも「つみたて枠」で投資できる投資信託を「成長枠」で買えない、そして「成長枠」で

【新NISA】「新NISA、運用会社と金融庁に不協和音 対象投信選定で」 金融取材メモ (日経新聞)

久しぶりにツッコミどころの多い記事にお目にかかった(笑) まあ購読者の多い紙面ではなく、ウェブ上だけの公開のようですし、またどちらかといえば記事というよりは、取材を通して感じた記者の雑感的な位置付け。なので、クオリティはそんなに問われてないかと思いますが、ただ、なんでもかんでも批判的にとらえる記者の習性が現れている、そんな印象でした。 "不協和音"まずタイトルの"不協和音"、関係者の対立をとらえるには便利な言葉です。僕もしっかりとその言葉に引き寄せられました(笑)まあそもそ