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続・英語全然喋れないマンが英語で20分講演した話(さ・し・す・せ・そ問題編)

⚠️注意⚠️ いまから書くことは英語が全然喋れない人が適当に書いているのでお手柔らかにお願いします。

さ・し・す・せ・そってローマ字で書くと sa shi su se so じゃないですか。昔からずっと不思議に思っていてなんで shi だけ si じゃなくて shi なんだろう?「な行」とかは na ni nu ne no のままなのに。

その答えは実はすごくシンプルで英語で shi と si は全然違う音です。shiは皆さんの予想通り日本語の「し」とほとんど一緒なんですが、si はもっとクリアな音です。s や sh や n というのは子音と言いますが、これらの子音は唇の形や歯の場所という口の先の方の形で決定します。逆に母音は口の奥の方で決まります。例えば「な行」を発音してみてください。口が少し半開きになりますが、口の先の方はそこまで変化しないですよね。日本語でも shi と chi と tsu の音以外は基本この原則が守られています。

英語はこの子音の原則がはっきりしています。子音絶対主義です。sa の口の先のまま a を i に変化させると正しい si の音が出てきます。母音と子音は当然の事ながら、影響しあっていて、ある子音の時はある母音が少し言いにくかったりします。日本語は母音を軸に考えていて si ではなく発音が楽な shi になりますが、英語では si は原則通り si と発音する。これが さ・し・す・せ・そ問題の本質なのでした。英語は子音大好きです。

小ネタ1

英語のネイティブの人にとっても shi とsi はそれなりに発音が難しいものらしく shi と si の早口言葉があるみたいです。みなさんはshi と si の音聞き分けられますか?

小ネタ2

ちなみに中国語では sh や s 以外にも近い音で x という音があるみたいです。人間の口はいろんな音が出るんですね。


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