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英語全然喋れないマンが英語で20分講演した話

⚠️注意⚠️ いまから書くことは英語が全然喋れない人がなぜか英語で講演をすることになってしまい、どうやって乗り切ったかの話です。英語できる人が本気でマサカリを投げると、書いている人が動悸・息切れ・昏睡などを起こす可能性があります。お手柔らかにお願いします。

数ヶ月前、韓国・ソウルでGlobal Leaders Forum という場所で英語で講演をしてきた。知っている読者の方もいるかもしれないが、Google DeepMind社が作成したAlphaGoという囲碁プログラムが世界最強レベルの囲碁棋士李世ドルさんを破り、韓国社会では今人工知能の関心が日本と同じように高まっているらしいです。ほぼ同じころ将棋でもPonanzaが将棋の名人を倒したということで、日本ではどんな感じなのかということで講演依頼を受けました。

大変名誉かつ光栄なことだったのですが、これが困ったことに私、英語全然ダメなんですね。ネイティブスピーカーがこちらが非ネイティブであることを気にせず喋ってきた場合、何を言っているかほぼわかりません。もちろん今もわかりません。英語の先生には困ったらわかったフリすればなんとか乗り切れると励まされるくらいです。

それで喋ってきたのですが、多くの人が聞いてacceptableな英語にはなったんじゃないかと思います(思いたいです)。今日はどうやって乗り切ったかノウハウを皆さんと共有できればと書きます。

1. 内容で勝負する

英語そのものは絶対にネイティブスピーカーに勝てたりしません。これが冗談抜きでまったく勝てないです。だからこそ、言葉でなくて自分の喋る内容をよくよく考えましょう。そこ以外勝負できる場所はないです。ちなみに私の場合は「人工知能と黒魔術」という自分のなかの鉄板ネタをもって勝負しました。Twitterのホットワードに何回かなっているので、きっと海外の人が聞いても楽しいはず。

2. それっぽく喋る

そのままの意味です。英語っぽく、手振りを交えて喋りました。大きな声で、自信を持ってしゃべりましょう。指揮者のように、王様のようにしゃべりましょう。それだけで、印象がだいぶ違うはずです。

3. 発音練習はとてもコスパがいい

だいたい皆さんは私と一緒で壊滅的に発音がダメです。なので発音矯正しましょう。他は独学できると思いますが、発音だけはネイティブの方と練習した方が断然いいと思います。私はBrightureというフィリピンにある英語学校に行ってきました。

講演するのはすごく大変だったのですが、終わったあと聞いてた人に It is very impressive と言われて、脳が揺れるくらい嬉しかったです。英語なかなかうまくならないですが、私のように皆さんものらりくらりと英語と付き合っていきましょう。


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