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よもぎのたからもの

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ぼくをかたちづくる、スキあふれちゃうnoteをあつめました。人の宝箱はかんたんに見ちゃいけません。
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2020年9月の記事一覧

【自分のための記録】去年のいまごろ、なにしてた

ちょうど去年の今日、こんなnoteを書いていた。 あれから一年、私は変わらず「お茶」をやっている。意外だ。飽き性だから、やめているかと思っていた。 スタンスはなにも変わらない。私は夜中に文を書くだけ。noteを書いていることは、友達にも恋人にも言っていない。もしかしたらバレているかもしれないけれど、今のところ直接問われたことはない。そっとしておいてくれているのかもしれない。実際のところは私も分からない。 書かなくても大丈夫な日が早くきますようにと思いながら書き続けて三年

ゴールは私の手の中に

締め切りがなければ、夢を叶えることができないのだとしたら、世の中には夢を叶えることのできない人が多いだろう。 だけど、その締め切りという名のチャンスは、決して一度きりしか訪れないわけではなく、自分が自分自身で諦めるまでは、何度だって訪れる。 ゴールテープが夢の締め切りだとする。 でもそのゴールテープは、新たな夢へのスタートラインでもある。 夢を追い続ける人生。 ゴールテープを切っても、まだ続くのが人生なのだとしたら、夢だってなんどもカタチを変えて、私たちの人生の中でずっと続

君が紡ぐ物語

「ねぇ、おかあさん。め、つぶって?」 ちびがわくわく顔でそう言った。言われるままに目を閉じた数秒後、手のひらに温かいものと冷たいものが同時に触れた。 今日は何が手のひらに載せられているのだろう。 太陽の光を瞼の裏で感じながら、こちらの心もわくわくしている。 「いいよ!」 弾んだ声を合図に目を開く。この瞬間が、私はとても好きだ。 * 我が家のちびは、外が好きだ。お日さまの光と風を浴びて育ったような子どもで、玄関を開けて外に出るとき、いつも足取りが弾んでいる。カエルの

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