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It's a wonderful world ソロシナリオ04攻略

※この記事はボードゲームIt's a wonderful worldのソロプレイシナリオモードのプレイ記事です。ルールの説明はありません。また、シナリオを自分で楽しみたい方や自分で攻略法を探りたい方は読まない方が賢明です。

シナリオ03攻略記事はこちら↓

記事構成は以下の通りです。

①条件 ②作戦 ③プレイログ

<①条件>ソロシナリオ04:時の支配

帝王の野望は尽きることがない。ついには時の支配を成し遂げようとしている。

・帝国カードはB面を使用

・ゲーム開始時に研究施設神経科学タイムトラベルを構築中エリアに配置、ゲーム終了時に全て構築していなければならない。

・ブロンズ65点以上、シルバー85点以上、ゴールド105点以上

<②作戦>

※記事の読みやすさを重視するためにカードタイプを建造物→白カード、軍用機→黒カード、研究→緑カード、巨大事業→黄カード、発見→青カードとし、資源を建材→白資源、エネルギー→黒資源、科学→緑資源、資金→黄資源、探査→青資源という表記にします。

まずは最初に構築しなければならないカードをチェック。

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今回の構築課題は今までと異なって1枚少ない。神経科学が緑カードを構築すればするほど後続の緑カードも構築できるので、緑カードを中心とした構築にできる。そもそも構築課題だけで言うならば基本的には他色資源さえも必要ないといえる構築体制だ。ただタイムトラベルは赤資源を3つも要求するカードで、意識して赤資源をもたらすボーナスを持つカードを構築する必要がありそうだ。資源の過剰産出によって赤資源を無理やり製造する方法もあるが効率が悪いので極力避けたい。

また、今回は構築課題に将軍トークンや投資家トークンを生み出したりそれに関わる点数カードがないため、好きな方のルートを選ぶことができる(基本的にはどちらかに絞った方が強力な動きができる)。どちらを選ぶかは前半2ラウンドの手札次第だろう。

〇軽量級緑カード(将軍ルート)

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これらのカードが序盤に手札に来た場合は黒カードやその後の青カードを構築することも視野に入れた将軍ルートを選択するといいだろう。量子発電機スーパーコンピュータは普段は点数になりにくい黒カードを点数化してくれる。将軍トークンを多く集められるならロボット警備員スーパーソルジャーを構築して点数の底上げを図ることも可能だ。

〇軽量級緑カード(投資家ルート)

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こちらは主に黄カードを構築したり投資家トークンを集めたりして点数に繋げていく投資家ルートを選択するときにおススメの軽量級緑カード。課題構築の神経科学を構築していれば、軽量級だけど資源を生み出さない万能ワクチン遺伝子改良などであっても緑資源産出に貢献はするので、臆せずに序盤から構築を選択しても良い。

〇高得点カード

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これら3枚は前回のシナリオ03の攻略プレイでも使用していた。緑カード1枚の得点効率を底上げしてくれるため心強い。パラレルワールドは構築を完成させればタイムトラベルの赤資源をすぐに満たすことができるためシナジーも合っている。

〇赤資源ボーナスカード

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今回はタイムトラベルの赤資源を3つも埋める必要があるので、意識して赤資源をもたらすカードを構築する必要がある。そういったカードの多くは青カードなのだが、機密研究所瞬間移動が序盤にこれば青カードをわざわざ構築する必要もなくなる。


<③プレイログ>

〇1ラウンド目

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手札1巡目。将軍ルートカードは、ロボット警備員巨大掘削機。投資家ルートカードは養殖。高得点カードのパラレルワールドが将軍寄りのカードなので今回は将軍ルートに向かうことにした。養殖をリサイクルして残りは少し無茶な計画になりそうだがすべて構築エリアに配置した。

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手札2巡目。このラウンドでの構築目標をリサイクル工場巨大掘削機(これらで白資源ボーナス獲得まで届く)、研究施設としたため、全力でリサイクルと手札入れ替えをした。

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計画フェイズ終了時。少なくともこのラウンドの白資源産出で巨大掘削機が構築完了するため、パラレルワールドは確実に完成するだろう。

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1ラウンド終了時。神経科学も構築を完了して緑資源の産出ボーナスもリーチがかかった状態でいい出だしになった。2ラウンド目は軽量の緑カードを構築していくことを目指す。

〇2ラウンド目

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手札1巡目。風力発電所原子力発電所を構築できれば黒資源の産出ボーナスも得られるし、黒カードの構築も安定してできるようになる。先ほどは捨ててしまった機甲師団も再度やってきたので構築することにした。残りの2枚は手札入れ替え。

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手札2巡目。すべてが今回の方針と噛み合うためすべてを構築エリアへ。

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計画フェイズ終了時。原子力発電所の代わりに量子発電機を優先して構築できるので、原子力発電所に割り当てるはずだった白資源は研究施設へ置いて緑資源の大量産出を図った。

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第2ラウンド終了時。白カードと黒カードの構築のために白資源が足りない状況だが量子発電機が構築完了した以上、原子力発電所は後回しでもよくて他の白カードや黒カードに割り当てていきたい。この時点で今回は軽量級の緑カードと青の高得点カード数枚を最終目標に据えた。

〇3ラウンド目

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手札1巡目。砕氷船は白資源を必要としない黒カードで構築が容易、地底都市アガルタも青資源のブーストを図れるという点から2枚を構築採用した。

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手札2巡目。高得点カード未知の技術アトランティス大陸はどちらも高コストだが緑と青資源の産出数がかなり伸びてきていることもありチャレンジ精神で採用。

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計画フェイズ終了時。情報量が多い盤面になっている。白資源のブーストを図るためにここにきてリサイクル工場の構築をしている。しかしこれは最終ラウンドで原子力発電所の完成→黒カードの構築完成→青資源の産出を見据えての布陣にしている。とはいえかなり無茶な計画だ。

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3ラウンド目終了時。赤資源確保の目途が立っていない(現状で3つ不足している)上に、確実に緑と青資源が足りていない。基礎カードの構築が遅れているのが原因だ。最終ラウンドはいかにして資源を生み出せるかが運命の分かれ道になりそうだ。

〇4ラウンド目

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手札1巡目。飛行戦隊は3ラウンド目で構築した砕氷船と同様に白資源を必要としない黒カードで、青資源を3つも産出するので即採用した。緑カードは現状の緑資源の需要が産出量を超えてしまっているためリサイクルしたり手札入れ替えをしたりした。

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手札2巡目。黒資源がかなり余る状態なので飛行船はかなりありがたい。逆に白資源はすでに余りがない状態なので巨大掘削機は不採用。手札入れ替えで空挺研究所がやってきたのでこちらも採用することにした。

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計画フェイズ終了時。結局手札にやってきた赤資源をもたらすカードは必要資源に黄資源がある地底都市機密研究所だったので構築しなかった。さて、結果やいかに…

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ゲーム終了時。未知の技術アトランティス大陸が構築できず。そもそも緑青資源の産出さえも足りていなかった。

得点は95点。称号はシルバー。ゴールドまでは10点足らず。今回の反省点として黒カード構築のための白資源不足が挙げられる。また、緑カードは軽量級のカードに限定して構築、青カードにもう少し振り切った方針でやるべきだった。逆に良かった点としてはスーパーコンピュータ量子発電機で黒カードを点数化できている点だ。今回は登場していないがジャガーノート(こいつも赤資源が必要だが…)も構築できれば黒構築も大きく点数化に貢献してくれるだろう。きっとやり直してみたところで、あっちを立てればこっちが立たなくなる話だろうが、そのバランスを探っていくのに飽きないゲームになっている。

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帝王の野望は尽きることがない。ついには時の支配を成し遂げようとしている。タイムトラベルには莫大なエネルギーと技術を必要とする。帝王はあらゆる発電所を建設して世界中から英知ある人々を呼び寄せて研究にあたらせた。また陸海空すべての軍を世界中の遺跡に派遣して時を超える手段の情報を収集させた。時間を経るごとに増える匂いを嗅ぎつけたマスコミたちはロボット警備員が対応した。そんな終わることのない日々にも終わりの日はやってきた。帝王がついに時空の扉をこじ開けたのだ。彼は時を支配した先の未来で何を企んでいるのだろうか。

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