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響き合う東西の美 ガラス・アートの世界

箱根に一泊旅行に行くことになり、ぜひ箱根ガラスの森美術館に立ち寄りたいと思いました。「響き合う東西の美 ガラス・アートの世界」展(2022年9月28日~2023年4月16日)で、山本茜さんの截金きりかねガラス作品を見るためです。
私の知る限り、山本さんは東京では最近個展を開いたりされていないので、作品を見るのは2020年の「和巧絶佳」展以来でした。

そもそも截金とは、糸のように細く切った金箔などを木材の表面に貼り付ける伝統的な装飾技法で、仏像の衣の文様を表すのに用いられたりしていたそうです。それをガラスの中に封じ込める独特の技法を開発したのが山本さんで、ガラスという物質の特性も相まって、本当に幻想的な作品ばかりです。

『源氏物語』シリーズ 第十九帖「薄雲」(雪明り)
光の橋
一葉舟
虹をかける
深淵を覗く
截金硝子花器「水鏡」

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