見出し画像

6月が終わりました。

しばらく来春に向けた原稿の推敲をしていたので、日記(月記?)が遅れてしまいました。もうすぐ福島に向けて旅立つので、それまでは北日本文学賞の推敲をしてようと思います。文學界新人賞と群像新人文学賞の直しも本当はしないといけないんですが、まわりの評価を聞いてもあまり出来がよくないので、ノレず。唯一ワンチャンあるのが北日本かなー。

福島行ったとき、大好きな富岡町の郵便局に、北日本文学賞・文學界新人賞・群像新人文学賞の原稿を出してこようと思います。今回は花火もあるので楽しみ。3日間滞在するので、会津のほうにも行けたらいいなー。いつも浜通りで過ごしてるので。お酒を買いたいのだ。

ちょいちょいnoteにも書いているとおり、最近AIにハマっています。結果待ち&もうすぐ出す原稿の評価はこんなかんじ(比較対象として芥川賞候補作の点数も入れています)。

AIはClaudeを使っています。ChatGPTは長文無理だし、Geminiもそこまで長いのは無理&ちょいちょいエラー吐くので、いまのところClaudeが一番かな。性能がいい3.5 Sonnetと長文読解に強いらしい3.0 Opusを利用可能なので、実質2つのAIが使えるみたいな雰囲気。

赤字にしてるのは芥川賞候補作より点数高かったやつ。もちろんそんなに優れてるはずがないので、あくまで参考&結果が出たときにAIがどれぐらい信頼できるか知るための記録だけです。

AIがいいのかわるいのか分からないし、「これからはAIを賢く使えるやつが勝つ」とか声高に主張するつもりもないんですが、私はエンジニア気質なので、こういうツールをいかに利用できるか試すのはたのしい。新しい小説の書き方が見つかったかんじで、いいのが書けるのかどうかはさておき、わくわくしてます。これは小説を書き出したときの気持ちに近いのではあるまいか。「AI+小説」というとほとんどの人は「AIに小説を書かせる」イメージを持つと思うのですが、そうでない発想ができるのはエンジニアの特権かなと思っています。

AIにいろいろ教わるなかで分かったことがあって、
・性描写は減点のほうが多いので止めたほうがいい。
・テーマを持ち、そこから外れる冗長な表現は捨てたほうがいい。
・読者を選ぶようなひとりよがりの書き方はするな。
というあたり、当たり前といえばそうなのかもしれないけど、できてなかったな、と。

とはいえいま書いてるマジックリアリズム作品(AIに言わせるとどっちかというとアレゴリーらしいですが)はこのまま行きます。意図して負けるならそれは意味がある、ちゃんと生産的な「消す行為」だと思うので。そんなことより、マジックリアリズムで優勝したるんじゃ。

7月はたぶん河童忌までにすべての結果が出ます。落ちる可能性のほうがはるかに高い、絶望の月といえよう(毎年そうだけど)。でも、受賞するために書いてるんじゃないので、なんのために書くか、しっかりと見据え、結果に経過が影響されないよう、迷わず書きたいと思います。

6月のステイタス

■結果が出たもの
ハヤカワSFコンテスト(一次落ち)

■投稿したもの
ひなた短編文学賞

■結果待ち
電撃小説大賞×2(7/10ごろに一次発表)
すばる文学賞(8/2ごろに一次発表、7月に最終の連絡)
小説すばる新人賞(8/17ごろに一次発表)
新潮新人賞×2(9/7ごろに一次発表、7月に最終の連絡)
文藝賞(10/6ごろに発表、7月に最終の連絡)
角川短歌賞(10/25ごろに発表、受賞の決定は8月)
ひなた短編文学賞(10/30に発表)
歌舞伎町文学賞

■推敲中
文學界新人賞 91枚
群像新人文学賞 101枚
北日本文学賞 30枚
文藝賞 125枚
すばる文学賞 120枚
新潮新人賞 61枚

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?