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9月が終わりました。

すずしくなってきましたね。わたしは一年を年度単位で考えてるので、9月にもなると「もう半分終わったのか…」とさびしい気持ちになったりします。秋は好きですけど。10月は、結婚記念日もあるし、誕生日もあるし、たのしみ。

noteにはおもに小説のことを書いてるんですが、9月はなにをしていたかといえば、ひたすら推敲していました。文學界は8月末に出しちゃいましたしね。群像はあきらめてしまったし。賞と賞のあいだの、ちょっと空虚な時間。なにを書くか、ちょっともてあます時間。いまは3月末締切の賞に向けて、5作品を並行で書いています。とにかく書くのが遅いから、このぐらい早く動かないと、間に合わないのだ。5作品とも、福島のことを書きたいので、たくさん調べたりもしないといけない。

そうそう、9月は、福島にもいってきました。いっしょに着いてきてくれた湯さんには感謝しかないです。ありがとう。たのしかったよ。日本酒、おいしかった。

あと9月はね、東京にいって、敬愛する作家に会えて、いろいろお話できて、うれしかったです。お時間つくっていただき、ありがとうございました。

来月には40歳なので、つぎに投稿するときは年齢の欄に「40歳」と書かないといけないなあ、とおもうと、なんか切ないです。でも40代って、トータルでみたらいちばん充実してる年代かもしれないな、とも思うので、いいものを書いていきたいしょぞん。50代になれば、50代がいちばんいいと思うし、60代になれば、きっと60代がいちばんいいと思う。そういうふうに、成長していきたい。

noteのオススメ記事で、フォローしてる方のものではなかったんですが、「作家になるための方法」みたいなタイトルのものを見かけました。「そんな単純な方法はないやろ~」と思って読んでみれば、なんのことはない、「毎日書き続けること」という内容でした。ちょっと拍子抜けるような、でも究極、そこですよね。というかそれができていれば、売れてなくても、知られてなくても、作家を名乗っていいと思う。作家なんて、立派なものではないと思うし、立派にならなくてもいいと思うけれど、だからこそ、誠実さとか謙虚さみたいなものは、大事だなとときどき思います。

それと最近読んで感銘を受けたのは「うまく書かなくていいよ」という言葉。うまく書くことで損なわれるものがある、というような、文脈だったと思います。たしかに賞を取ってる作品を読んでも、おもしろいかどうかはさておき、うまいかどうかでいえば、そうでない作品のほうが多いきがする。それでもわたしは、できるだけ、うまい作品を書きたいですけど。あらあらしい作品より、精細な作品のほうが好きなんですよ。作品でなくても、ひとでも、ものでも。

つらつらとさいきん思ってることを書いてしまいました。3月末まではこんなかんじで、ただ書いて読むだけの日々がつづくと思います。それはそれで、たのしい。

10月は、読むほうを充実させたいな。読書の秋になりますように。

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