7月が終わりました。

アッオー!にゃんしー牧場だよ!

いきなりですが、最近ホットな話題について。

政治的な話はあまりしないでおこうと努めてはいたのですが…。
どこまでいってもポジショントークにしかならないし。
「政治的な話をどんどんしていこう」という風潮みたいですが、
大抵は政治的な話というより、個人の物欲の話に終始してる気がして
それは政治でもなんでもないだろうと思ってしまうのでね。

ただなんというか、最近「れいわ新選組」がやっていることは
危険かなあ、と思ってしまう。
弱者の救済どころか、弱者にたいする偏見を助長してる気がするし
より弱い人間をいっそう苦しめてるだけのような気がする。
別に政治に対して優れたアイデアを持っているわけではないし、
なにか高尚なことを言えるわけでもないんだけど、
「れいわ新選組」によって弱い人々が苦しんでる現状、
なんとかなってほしいなあと思っています。

最近、山口のサビエル記念聖堂でロザリオと「平和の祈り」という
アシジの聖フランシスコが書いたお祈りの文章を買いました。
毎日ではないけど、ふと気づいたときにお祈りしています。
お祈りはよいですね。
わたしの小説「戦場の風使い」でも書いたことですけど、
太平洋戦争末期における2つの原爆は、それぞれ
「怒り」と「祈り」を生んだと言われることもあります。
怒りばかり目立つ世の中だからこそ、祈りを大切にしたいです。

あと、障がい者といえば、アメリカ・メジャーリーグには
「ジム・アボット」という片腕の投手がいました。
年のNo.1投手を決めるサイヤング賞の投票では
あの伝説のロジャー・クレメンスに次いで3位に入るほどの
実力を持っていた投手です。
彼の言った言葉が好きなので、紹介して終わります。

出典:https://www.azquotes.com/author/19880-Jim_Abbott

リンク先に全文あるので、よかったら読んでみてくださいね。
「障がい」を英語ではdisabilityというようですが、
「障がい」よりしっくりくる言葉かな、と思います。
disabilityではなく、abilityについてわたしたちは義務を負うのだと
アボットの言葉は伝えています。

で、7月起こったことについて。
山口に帰ってのんびりしました。
別府行ってお茶したり、宇部のときわ公園で観覧車に乗ったり、
山口のサビエル記念聖堂でお祈りしたり、防府でみんなとごはん食べたり、
よき時間でした。

7月の戦果はこんな感じ。

小説…53000字のと6000字のを書きました。
読書…7冊、2400ページぐらい読みました。

小説は2本書きました。
53000字のは群像新人文学賞に出すもので、
6000字のは文藝誌に寄稿するものです。
文藝誌のほうはまあまあまとまったんですが、
群像のほうは、ほんと何も考えずに書き始めたので、
たいへんグダりましたね…。
推敲でなんとかできないか、粘ろうかと思いますが、
まあできなかったら散るだけです。
小説にちゃんと愛されているか、それ以上に愛しているか、
試すことのできるひとつのチャンスでしょう。
chanceって言葉は運とも訳すみたいですね。
漫画「ベイビーステップ」で、才能とは運と言い換えることもできる、
みたいな言葉があって好きです。
なんでもかんでも「運」だよなあ、と思います。

読書はこのへんの本を読みました。

・82年生まれ、キム・ジヨン(チョ・ナムジュ)
・宇宙のみなしご(森 絵都)
・君は爆心地(転枝)
・海と毒薬(遠藤 周作)
・出口のない海(横山 秀夫)
・冷たい校舎の時は止まる(辻村 深月)

とくに辻村深月はボリュームがあって、いい読書ができたと思います。
あと、群像5月号を読みました。
文藝誌に寄稿できるということは素晴らしいなあ、と思います。
といいつつ、わたしにも別の文藝誌から寄稿の依頼があるのですが。
特に大手の文藝誌ではないのですが、
どこであろうと読者がいるのは同じだし、
どこであろうと面白い文章が一番強いので、
がんばろうと思います。

4半期恒例、2019年のQ3(7~9月)に読んだ本で打線~
は今回はないです。
あんまり冊数は読んでいないので。
また来月~

ではでは、また来月もがんばります。
いい本と出会えて、いい文章が書けますように。

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