読まれた数×100円寄付します

なぜかいまの自分とおない年のころの父の月収を覚えてるんですが、ちょうど同じぐらいでした(たぶん)。それで3人の子どもを養っていたのはすごい…昭和…。
子どもはもたないことを選択しているわたしたちですが、それでも、子どもを育てるようなことをなにかできたらいいなあ、とはときどき考えています。困っているひとがいて、自分になにかできることがあるなら、それはやったほうがいいんじゃない、ぐらいの感覚ですが(辻村深月「朝が来る」の受け売りです。あれは名著だった!)。
なので先日、「尼崎文学だらけ」というイベントをやったとき、尼崎にかかわる以下の施設に利益ぶん+申し出てくれたひとからのサポートぶんを寄付させていただきました。

尼崎市尼崎学園
http://www.amashaji.jp/academy/
子供の家
http://www.kodomono-ie.jp/cn5/k-top.html

そのせつはありがとうございました。

いわゆる「児童養護施設」ということになるのかな。なんというか、わたしはこの種の施設のことをよく分かっていなかったというか、甘くみていた、ところがあったかもしれない。里親なんかが来て、連れて帰って育ててくれるんじゃないかって。ほんとうに甘かった。こういう施設に預けられるというのは、それなりの背景があるわけで、そのうちの何人かは「育てられなかった」からであり、また一定の割合が「障害があったから」だそうでした。そして里親が見つかってもそういう子どもはしっかりと育てられないケースが多々あり、そのためにこういう施設があるのだと、うかがったさいに聴きました。海外の保健機構や国からはあまりよく思われていないらしく、規模を縮小するよう圧力もかかっているそうです。

そんなことを聴いても、あまりぴんとこない、というかぴんとくるというのもちょっと違うんじゃないか。わからないけれど、やっぱり「できることがあればしたい」ぐらいの感覚がいまは近いです。

先日、妻が「クリスマス前に追加で寄付したい」と提案してくれたので、わたしからもふたつの施設に1万円ずつぐらい寄付しようかなあ、と思っています。

で、ちょうどウェブに掲載したばかりの新作が3つあるので、これらの読まれた数×100円を追加で寄付しようと思います。

新潮一次落ち&note創作大賞参加作「十三のよる」
「ハート6」からの加算分を寄付します。

すばる一次通過&ステキブンゲイ大賞参加作「ヘヴンスターズ」
「PV158」からの加算分を寄付します。

松本清張一次通過&川光俊哉賞受賞&カクヨムコンテスト参加作「セイコの瞳に地平を駈ける獅子を見た」
「PV2852」からの加算分を寄付します。

集計は短期間で申し訳ないんですが12/11(土)の正午までとします。そのあとぐらいに寄付でうかがうようアポを取ってるので。
ステキブンゲイとカクヨムはたぶんユニークのPVだと思うので、PVをそのまま集計に使いますが、noteはタイムラインに出るだけでもカウントされるとかだったと思うので、ハートの数にします。

めっちゃアクセスきたらどうしよう?まあ来ても合計100もいかないぐらいだと思いますが。一話読むだけで100円なので、よかったら力を貸してください。

先日おとずれたときは「次は文学賞の賞金もってきます!」とか世迷いごとを言ってしまったので、「どのツラ下げてきたの!」とか思われそうですが。とりあえず、次の群像か文學界とったら、賞金はぜんぶ寄付します(取れないと思って、おおきくでたな!)。

もちろんですが、寄付実績はのちほど報告させていただきますね。

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