2022年10月13日 謎

奇策!?

戦争反対!

タイトル、小松未歩のデビュー曲じゃないぞ(笑)。

昨日のディビジョンシリーズ第1戦、9回裏の投手起用について…だ。まずシーウォルドなのが驚き。彼はワイルドカードシリーズ第2戦で炎上した。普通なら大事な試合を締める場面にはとても使えない。

でも、今季のチームのクローザーでしょ?確かに途中まではそうだった。途中までは。

だが、シーズン終盤からは「ここは行くでしょ?」というシーンに登板しないことが増え、ベンチの信頼が揺らいでいるのが外からでも察知できた。

そもそも絶対的クローザーの立場を勝ち取っていればWCS第2戦、2番手で投げるなんてあり得ない。

それでも、2アウトまでは来た。ランナーは1、2塁。2点差あり、一発さえ打たれなければいいシーン。

選択肢は二つ。一つはここまで任せたのなら最後まで行かせるか。もう一つは他のピッチャーに代えるか。サービス監督が取ったのは後者だった。

が、名前を見て「?」で頭が一杯に。「レイ?ロビー・レイをここで??」。そう思った人は多かったはず。無理もない、今季リリーフ登板は一度もないエースをマウンドに送ったのだから。

しかも、レイも先発したWCS第2戦で務めを果たせないまま降板しているのだ。その投手を起用するなんて血迷ったか!?これで抑えていれば結果オーライだし、奇策成功と言われただろう。

が、結果は最悪も最悪の逆転サヨナラ3ラン被弾。せっかくバーランダーを打ち、9割は引き寄せていた勝利を失ったばかりか、短期決戦で重要なファクターとなる「流れ」まで相手に渡してしまった。

ヒューストンは強く、現状での力差は対戦成績を見ても明らか。それでもWCS第2戦を大逆転で勝った勢いをそのままにぶつければ勝算はあった。事実、9回表までは上手く行っていた。それなのに…。

「信頼」という観点から見ても来季に禍根を残さないか不安。余計な心配かも知れないが、レイとシーウォルドはチームにとって重要な選手だからだ。

ALDSは、まだある。何が起こるか分からないのが短期決戦。その意味でチャンスは残されているし、シアトルが挽回する可能性はゼロではない。

しかし、冷静に見てかなり厳しくなったことは否めないだろう。今日は仕事だったが、左脇の痛みがまだ治ってないことも重なって気持ちが沈んだ一日になってしまった。グムー。

追伸。

職場で野球好きの同僚から「何でレイなの?」と顔を合わせるなり言われてしまった(苦笑)。そりゃ、そう思うのが当然だわな。


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