眠れないことだし、ルビッチを描いてみた
小さい頃から絵を描くのは得意だったようで、描いた絵をよく誉められた。
人間、誉められるのは嬉しいもので、小学生のときはよく絵を描いていたように記憶している。
そんな少年の行き着く「将来の夢」なんて決まったようなもので、私は当然のように漫画家になりたいと思うようになった。
そして中学生になった私は夢のような道具に出会ったのだ。
そう、まんがの達人セットである。
親に「まんがの達人セットを買って」というのが恥ずかしくて、お小遣いを貯めてこっそり買ったのは、今思うと完全に黒歴史である。
それまで好きな漫画の模写ばかりをしていた私が、まんがの達人の教えに従い、初めてオリジナルのキャラクターを描こうとしたときである。
初めて挫折を味わった。
…全然描けない。
ようやく描けたとしても下手くそすぎて直視できない。
次第に絵を描くのがつまらなくなってしまい、その頃から将来の夢を漫画家と言うのをやめてしまった。
そんな小さい頃の夢なんて心の隅においやって、掘り起こすこともなく、すっかり私は大人になっていた。
でもここ最近、クリエイティビティの高い友人に出会うことが増え、私の心がささやくんですよね「お前はそれでいいのか」って。
そんなときは、私が尊敬してやまないキングコング西野さんの言葉が心に染み入ります。
「自分に才能がないと言えるまでお前は努力したのか」
「絵描きと名乗れるのは、骨が変形するぐらい絵を描いてからだ」
(記憶をたよりに書いたので、多少違っているかもしれません。)
そうだよなぁ。
私って簡単に夢を諦めたんだよなぁ。
…という深夜の謎のテンションにより絵を描き始めてしまったので、ここに作業経過をご報告いたします。
0:24
とりあえずコンビニに行って、スケッチブック、鉛筆、消しゴムを購入。
あとはホットコーヒー。
0:32
不思議と描いてみる絵はすぐに決まった。
西野さんの絵本に出てくるキャラクター、ルビッチである。
0:56
意外とすんなり描けて、まずは顔が完成した。
指が上手く描けず萎えそうになるけど、顔はまーまーうまく描けた気がする。
1:42
顔と違って体を描くのは苦手で、1時間近くかかってしまった。。
でもようやく全身を描くことができた。
1:45
んーーー、絶対ダメって訳じゃないんだけど、なんか可愛らしさが足りないんだよな。。
多分ね、もう少し顔を傾けたほうがいいと思うんだ。
1:47
いい具合いに眠くなってきたので、ここで妥協して寝ちゃおうか迷い始める。
でももう少し頭を傾けられたら、絶対いい絵になるんだよなぁ。。
1:48
…
………
……………
ああああ"あああぁぁああぁあああーーーーー!!!
(心を無にして、せっかく描いた体に消しゴムを入れる。)
1:50
ここで集中力が切れ、漫画を読み始める。
(最近はゴブリンスレイヤーにハマってます。)
3:10
そして、気づけば1時間以上経っていることに絶望する。
せっかく覚悟を決めて、体を描き直すことにしたんだから、ここいらで絵を描くのを再開。
3:57
ここでようやく完成。
うん、やっぱり頭を傾けるだけで可愛らしさが増すな。
ふー、満足したし、ここいらで寝ますかね。
これからも気が向いたら、絵を描いていこっと。
スケッチブック1冊分の模写が終わったら、2冊目はルビッチたちに好きなポーズを取らせてみよう。
あ、最後に。
このnoteにも何度も出てきたキングコング西野さんがやっている「西野亮廣エンタメ研究所」というオンラインサロンがあります。
このfacebookグループに入ると、西野さんが毎日投稿する2,000〜3,000文字のエンタメビジネスに関する記事を読むことができます。
月額980円なので、少しでも興味のある方は入会することをお勧めします。
私も所属しているので、一緒にエンタメ研究所を楽しみましょう。