忘れられた言葉

 寝返りをうつ喜び。
 負け惜しみではない。淘汰圧が高まりすぎて適応するにはがんじがらめにならざるを得なかった。おかげで満遍無く凝っている。
 夢見る文明に培われた方法で揉みほぐされよう。すぐに滅びたけれどあそこは面白かった。

 同胞と気まぐれな構文を築いてみたり、剥がれてみたりして過ごす。少し物足りない。
 文明に会いたい。欲を言えば次元を跨いだ展開をしたい。ボーイ・ミーツ・ガールとか言ったっけ。そんな感じの。

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