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このところの干物

干物作りは絶賛継続中です。これはブリです。開いた魚以外の、こうした切り身でも干物にできなくはありません。ブリはおすすめではないような情報も、いやブリは美味しいという情報もネットにはありまして、真偽は不明でした。

ブリはそもそも美味しいし、切り身の干物にも挑戦してみたかったのでブリ行きました。普通に切り身の状態で売られていたものです。

生の切り身

8%の塩水に30分浸けました。なんとなくの濃度と時間です。身が厚いのでもうちょっと長くてもいいかもしれません。その後3時間の陰干しです。この季節は気温が高いので、干物作りにはあまり向いていないのですが、まあ仕方がないです。直射日光は避けています。

33度の日陰で3時間ちょっと。今回もいい感じのテリが出ています

ひと晩寝かせて焼いてみました。思ったよりも柔らかくて美味しい。干物特有の凝縮感があって、全然いけます。

以外にジューシーで美味しかったです


さて、すっかり調子に乗っています。そこアジを丸ごと買ってきて、ついに自分で開きに挑戦です。生まれて初めて魚をさばきます。

道具は家にある普通の三徳包丁です。そのままでは切れ味が悪すぎだったので、2回に分けて本気で研ぎました。むかし東急ハンズで買った結構ちゃんとした砥石です。一度で研がないのは、腕がないので一気に追い込むと疲れちゃうのと、刃先をしっかり時間をかけて追い込めないからです。

天草の天然石だそうです

開いた結果がこちらです。はじめてやった割にはそれなりにできたと自己満足しておきます。ただやっぱり三徳包丁ではこのサイズのアジでもちょっと力不足というか、役不足な感じはします。何回か練習することで上手くなることを期待しつつ。10回くらいやっても上手くいかなかったら出刃を買うことを考えるかもしれないです。

開いたところです。それっぽく見えます、よね?

アジも8%の塩水に30分浸けてから、3時間の陰干しです。更に一晩冷蔵庫で寝かせて焼いたのがこちら。

全然映えません・・・

開き方が下手なので、焼くときにこうして崩れてしまいました。味も今ひとつ。それは魚自体の問題なのか、浸け込みと乾燥が足りていないのか、まだまだ圧倒的に経験値が足りていないので、判断ができません。試行錯誤が続きます。

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