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11)15/05/もしも願いが叶うなら

今日は仕事で久しぶりに新宿、歌舞伎町に行った。駅構内の様子がちょっとずつ変わっていて出口を間違えた。
上京したての頃は、東京のライブハウスの多さと、それに伴ったライブ、バンドの数に驚きつつ、ぴあで調べて観に行くのが本当に楽しみだった。

日清パワーステーションも本当によく行った、というか通った、と言ってもいい時期もあった。
ライブハウスの中では新しくて綺麗だったし、帰りにトマトラーメン食べて帰るのも楽しみだった。パワステの食事が出来るエリアでは一度も見たことなかったけど。

昨日、林檎さんの曲の時に触れた宮本浩次といえば、エレファントカシマシ。エレカシもパワステで見た。まだエピックソニーに所属していた頃だっただろうか。。。イベントか何かで見たのだが、神田かどこかでギターを買ったと話していたと思ったら、そのギターを床に叩きつけていた記憶がある。雑誌などで読んでいたキャラクターとの一致が出来たインパクトのあるパフォーマンスだったので、私が作り上げた想像ではないはず。

弟が大ファンだったエレカシを、デビュー当時はあまり理解出来なかったが、アルバム「東京の空」でファンになった。このアルバムの野音でのライブは素晴らしかったが、このアルバムを最後に、エピックを離れ、苦難の時期を過ごすことになる。せっかくファンになったのに、情報が入らなくなってしまって、私にとっても苦難が多かったw。
この頃からエレカシはすごく変わったとも言えるし、何も変わってないとも言える。中学生の頃からの同級生でやってるバンドだからなのかもしれないが、バンドとはメンバーが入れ替わらないということが最も重要であることがよくわかる。ま、変化しながら成長するバンドも時にいるけれども。演奏の技術とか、洗練されていくこととかはバンドによっては必要がない。人だから、バンドは。現に、宮本さんのソロは素晴らしいのだが、最終的にエレカシを聞きたくなる自分がいる。4人で出してる音で宮本さんの歌を聞きたくなってしまうのだ。

エレカシでどの曲が一番好きか聞かれたら、“もしも願いが叶うなら”と答える。名盤「ココロに花を」前夜。冬の時代だったかもしれないが、嵐の前の静けさともとれる「東京の空」は、まさに新たな才能が育まれている最中といった楽曲が詰め込まれていて、いつ聞いてもワクワクする。私にとってのエレカシの名盤だ。

#エレファントカシマシ #エレカシ #東京の空 #パワステ  

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