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104)17/08/明日への手紙

更年期障害という、病気ではないが年齢に応じた症状があり、時々起こる不調は、よくよく考えていくと、更年期からの派生症状であることが多い。長らく付き合っていくしかない、この症状。ネットで関連記事を読むと、自分の体の機能が低下していること、もう若くはないことを噛み締めることになる。ポジティブに、前向きにと思って日々頑張っているけれど、この更年期の症状は、そういった気持ちに霧をかけるような、アンニュイな気持ちというか、揺らぐ感情を生み出す。痛い、とか横になるとか、そんなに大変じゃないけど、憂鬱になる。

もうそのままにしておく日もある。無理せずにモヤっとしたまま、騒がずじっとその体調と感情を受け入れる。抗うのをやめれば楽になるんだな、ということも覚えて慣れてきた。

ドラマの主題歌だった手嶌葵さんの“明日への手紙”。希望はあるけど、細い糸を辿るような不安な気持ち、両面が表現されているこの曲。迷いながら 揺れながら歩いてゆく という歌詞を彼女のボーカルで聴くと、こういう気持ちの同居も抱えていくのが日々を生きるということだなと思う。主題歌だったドラマはフジテレビ系ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」だった。坂元裕二さんの脚本。淡々としているようで、細やかな人の心と、その心の動きを役者さんを通して見つめ、心が動いた時の音を聞かせてくれる。このドラマの最終回も保存してある。ただ、このドラマと更年期障害は全くなんの関係もない。

#更年期障害 #手嶌葵 #明日への手紙 #坂元裕二

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