昨日、GANG PARADEのライブを見にいきました的な話

 昨日のことを書こうと思います。私はGANG PARADEというアイドルグループのライブにはじめて参加しました。
 大学時代の友人ざ◯やまくんが誘ってくれたのがきっかけでした。恥ずかしい話ですが、少し前にびっくりするくらい大失恋をして、仕事もダメダメでうまくいかず、体重が5キロ増えて尻から血が出るという不幸の詰め合わせを暑中見舞いにお見舞いされていたので正直なところライブに参加することすら迷っていました。

 ですが、ざき◯まくんと電話で話をしているとライブや特典会に参加したという話がすごく楽しそうでつい行きたいと言ってしまい、そのままその日を迎えてしまいました。ざきや◯くんはライブの直前までどんなメンバーがいるか、どんな曲があるかを熱心に教えてくれようとしてくれました。しかし、私は色々なことに追い詰められてしまっていてしっかり学ぶことが出来ないまま当日を迎えてしまいました。

 広島県の端っこの田舎町から在来線を乗り継いで2時間半。プロ野球のCSと重なっていたため、誤算of誤算で一度も座ることが出来ず、広島駅に着いた時にはすでに左太ももに違和感を感じていました。
もしもカープの選手だったら登録抹消だったなと呑気に思っていたら、赤いユニホームを身に纏った少年が父親と楽しそうに話しながら球場へ向かっている姿を見て何か申し訳なくなりました。

 ◯きやまくんと合流して色々割愛した後、ライブ会場につくとたくさん人がいてまずそれに圧倒されました。これはとんでもないとこに来てしまったぞと改めて緊張が襲ってきて本当はアクエリアスにしたかったのに水を選んでしまいました。これは単純に私のミスです。割り当てられた場所へいくと左奥の端の位置で知っているのはもちろん隣のざきやまくんしかいない状態。
 そして、心の準備が出来ないまま幕が上がりました。

 曲もメンバーの名前すらうろ覚えの中でライブがはじまり一番に目を惹いたのはキャン・GP・マイカさんでした。パワフルなダンスと素敵な笑顔に目を奪われました。この感動を隣のざきやまくんに伝えようと横を向いたら、彼は一眼レフのシャッターを一心不乱に切っていました。大学の時にたくさん苦楽を共にしてきましたがあんなに輝いてるざきやまくんの顔を見るのははじめてでした。彼もまたアイドルのように輝いていました。後に彼から「見んなよ」と言われました。

 ライブが進んでいく中でマイカさんに心奪われていましたが、いかんせん自分の準備不足でライブに入りきれず、中途半端に手を振ることと手拍子だけで完全なる置物のようになっていました。真後ろのお姉さんはユユさん推しのようでこちらの心が熱くなるくらい熱烈にコールをしていて、あんなに応援されたら嬉しいだろうなと勝手に思っていました。せめて彼女の邪魔にならないようにと首をすくめていたら首を痛めました。

 結局、最後までちゃんとコールすることも振りをすることも出来なかったけど、めちゃんこ楽しかった!!!!特にアンコールに入ってからの一体感はとてつもなかったです。たぶん周りからみたら、ノリが悪い客だったかもしれないですが、ライブに行ってよかったと私は心から思いました。

 次にライブの余韻がさめないまま、足腰首が限界を迎える中ではじめての特典会がはじまりました。
全く未知の体験でドキドキする中で最初のエアハイタッチ会がまさかの一番最初。人生で一番になったことがあるのは出席番号くらいなのにまさかこのタイミングで!とパニックになっていると隣のオレンジの服を着たお兄さんが優しく丁寧にシステムを教えてくれました。しかもそのお兄さんはキングオブ優しい人で結局、エアハイタッチ会がはじまる直前まで話をしてくれて緊張を解いてくれました。
ただ肝心のエアハイタッチの記憶はメンバーみんな顔小さくてかわいいしか覚えていません。

 そして、次にツーショットチェキ会になるのですが、私の友人ざきやまくんはすでにドクソンさんと撮りに向かっていたため、私はあっけなく見捨てられ一人どうすればいいかさまよっていました。心細いという言葉はあの時の私の姿から生まれたのではないかと思います。そんな自分を救ってくれたのはマイカさん推しのお姉さんでした。そのお姉さんはクイーンオブ優しい人でシステムを丁寧に教えてくれて、さらにマイカさんの素晴らしいところを熱く伝えてくれてうまく言葉で言い表せないけど、とても心が熱くなりました。
好きになった人について語り合うのはこんなに楽しいのかとも思いました。お姉さんと楽しく話をしているとついにマイカさんとチェキを撮る順番が近づいてきました。今日の感動と感謝だけは伝えようと思ってのぞみましたが、至近距離でマイカさんと向かい合ってすべてが吹っ飛びました。とにかくカワイイ!目ん玉がキュートで顔が小さい!あと声もかわいい!これらが感情となって脳内を駆け巡った結果、うまく話すことが出来ず、謎のお好み焼きポーズをとってもらって逃げるように帰ってしまいました。
人間は本当にかわいい人と同じ空間にいると本能的に逃げてしまうのだと悟りました。
そして肝心のチェキは私ががっつり目を瞑ってしまっていました。

 お姉さんとざきやまくんと感想会をした後、お姉さんのご厚意で広島駅まで送っていただき、そんなこんなで私の昨日の大冒険は幕を閉じました。
 総括すると楽しかった!そして、遊び人の方々はとても親切で優しかった!!素晴らしい経験になりました!関わっていただいた方々に本当に感謝致します。ありがとうございました!!

 蛇足ですが、なぜこんな大量の文章を書いているかというとせっかくお姉さんが駅まで送ってくれたのに色々あって終電を乗り過ごしてしまって、さらにネカフェも満席で入れなかったため、公園のベンチで夜を明かしていてすることがなかったからです。なんて日だ!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?