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野心は、センスなどと同じで学習して身につくものではないと感じます。

友人が2種類の商品を扱うネットショップを去年のGW過ぎに始めて、半年で大忙しになりました。
1年ちょっと経った今では、かなりの実績を出しています。

あまりに忙しくなったので、半年前に別働チームを作ってノウハウを伝授したのですが、そっちの売り上げはあまり伸びていません。
仕入れは友人が行っているので、商品自体に差はないのに。

相変わらず売れてる友人曰く「センスの差かな」と(^^;。
ノウハウは伝えられるけど、センスを伝えるのは無理なのかなあ、と感じます。

私も最初はその友人を手伝ってたけど、すぐ離脱したし。
商品の撮影をする時に、友人の指示が細かかったので「自分でやって」となり、撮った写真をアップしてました。
そのうち友人自身が更新するようになったので私は手放しましたが、もしかしたら今も私が写真撮影とか更新を担当してたら、「センスがイマイチ」で大盛況にはならなかったかも、とも思います。

夜中だろうとコメントに即返信してますからねえ。
センスと、「儲けたい」という気合いの差?

下記記事の「野心」も、同様かなあ、と思う次第です(^^)。

つい先日、ベンチャー・キャピタルを経営する知人との会合があった。
知人はそこに、建設業界に勤める一人の若者を連れてきた。

非常に優秀な理系の若者で、ゼネコンで設計をやっており、Youtubeなどの副業や、投資も精力的にしているという。

将来有望だと知人が言うので、話を聞くと、
「どうしてもお金持ちになりたいんです。そのために頑張ってます。」
と若者は言った。

そこで思い出したのが、昔、中小企業の採用を見ていた時のことだ。
当時「お金が欲しい」という候補者は、人気がなかった。
多くの中小企業の経営者は「会社員なんて、結局は待遇だろ」と、お金を求める人を嫌った。

要するに、おとなしくて従順で、安月給に甘んじるやつが欲しい。
私はそう理解した。

そして、そんな方針の採用を見るたびに、儲かるのはオーナーだけなのだな、と思った。

しかし、個人的な見解を述べれば、「金が欲しい」と言わない人物より、「金が欲しい」と言い切る人物の方を採用すべきだ。

なぜなら、本当に仕事できるやつは大体、貪欲なのだ。

もちろん、中には金に卑しいだけの無能や、金だけ欲しがるくせに仕事しない食わせ者も当然いる。

だが、貪欲でない人間は、土壇場で踏ん張れない。
だから、能力が高くても、「仕事はほどほどでいい」なんて人を 雇うメリットはあまりない。

少なくとも会社を大きく成長させたいならば。

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