「歴史は繰り返す」と言いますが、過去の流れをいかに現代に当てはめられるか? が大事ですね~。
私は約40年前の大学受験時に日本史専攻で、世界全体の歴史の流れがよくわかりません(^^;。
当時の日本は。高度成長期からバブル突入で、世界の中での立ち位置を上げつつあるときでした。
イケイケで、Japan アズ No.1 とか言われて浮かれてたり。
なので日本以外への関心が薄くても、さほど問題なかったんですよね~。
甘かった(^^;。
とはいえ、栄枯盛衰は世の常。
約30年の低迷期を経験しました。
日経平均株価が4万円を突破しても、庶民の日常は好転してない。
今後の潮流をつかむには、歴史から学んで、自分なりの「解」を持っておく必要があります。
ネット記事や権威者の主張を鵜呑みにしてたら、いざという時のスタートダッシュで後れちゃいますからね~…。
以下、シンガポール在住の元参議院議員 田村こうたろう氏のFacebook転載です。
現代の大航海時代に自らを置く~ヘンタイなアジア地政学プログラム
実質上、世界を一つにした「大航海時代」。それは「オスマン帝国がビザンツ帝国を破ったこと」と「スパイス」という全く一時的には関係ないことから始まった。大航海に乗り出した人は「インド」のみを探していた
彼らはアフリカ大陸の南端、南アメリカ大陸、西インド諸島、北米大陸にたどり着き、世界は一つになった。そこで見つかり後の世界を繋げたものが
・じゃがいも
・トマト
・チョコレート
・銀
・ゴム
・ダイヤモンド
・さとうきび
そして「お茶」である。「お茶」がアメリカ独立、つまり世界最古の「国民国家」を産み、それがフランス、明治維新、ドイツやイタリアの統一につながる。そして「お茶」はアヘン戦争の原因となる。
このように、大イベントの副次効果にこそ想いを馳せて欲しい。
一方でヨーロッパより科学と技術で200年は先を行っていた中国は、なぜ産業革命を起こせず、アヘン戦争で無惨な形になってしまい、中国を師として仰ぎ見ていた日本にも敗れることになったのか?
こういう流れの中をメタファーとして、自らを21世紀の大航海時代おいてみてチャンスをみつけていただきたい。
それが私の骨格講義でした。
その他にも蛯原さんの世界スタートアップ&テクノロジーアップデートもそれらのヒントが散りばめられた素晴らしい講義でした。
シンガポールの新首相のシンガポール財務省での上司であったドナルドローさんによる講義はシンガポールの今後の戦略について地に足のついた詩論をされていて目からうろこでした。
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