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もはや「日経平均株価」に”意味”はあるのか? を、考えるべき。ユニクロのシェアが大きすぎです(^^;。

一部の大型株の変動で、日経平均株価が大きく上下する現状は実態と乖離してますよねえ。
まあ、マネーゲーマーが日経平均先物で取引する上では構成はどうでもいいけど(^^;…。

もう経済の指標ではなく、マネーゲームの指標ですね~。

以下、マイクロソフト日本法人の元社長 成毛眞氏のFacebook転載です。

「日経ニュースプラス9」は日経平均ヒートマップでオープニングするのをやめたほうがいいんじゃあるまいか。日経平均が日本の経済を代表する指標などではなく、おバカな半導体平均または、もっとおバカなユニクロ平均であることがバレてしまうではないか。

いまからちょうど四半世紀前のこと、日経BP会長からR&I会長になっていた鈴木隆さんと超名門の東京ゴルフ倶楽部でサシで真っ昼間から飲んでいた。当日はゴルフはしなかったかもしれない。

その日の話題は日経平均の銘柄の見直しである。ボクは時代に合わせてたとえば窯業(現代的なガラスとかはのぞく)などを落として、半導体製造装置業などを組み入れろと主張した。鈴木さんは継続性の観点から銘柄入れ替えなど絶対にしないと宣言した。つかみ合いをしそうなほどの大喧嘩になった。東京ゴルフ倶楽部のレストランマネージャーどころか支配人まで現れた。

あれから25年ほどたった。日経平均はあっけなく銘柄の入れ替えをガンガンし、しかも見栄えがいいように都合よく銘柄を組み合わせ過ぎたため、いまでは使い物にならなくなりつつある。日本経済の指標ではなく、ユニクロや半導体製造装置業の株価指標になったのだ。このままでは日経平均は中期的には日経新聞の命取りになるであろう。なぜわからんのだろう。クレディビリティという言葉を知らんのだろうか。

ともあれ八木キャスターの話すスピート=ワード/minをいまの80%以下にしないと1年もたないかもねえ。

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