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看護師や介護士は女性が多いけど、このままでは今以上の人手不足は必至。個々人の認識の転換も必要ですね(^^)。

以下、ひふみ投信の藤野英人社長のFacebook投稿とコメント転載です。

看護師さんの問題でよく聞くのは男性看護師さんがなかなか受け入れられないことである。これは介護の現場でもよく聞くことだが、サービスを受ける側(患者や老人)が女性の場合、男性にケアをされたくないという拒絶反応が非常に強いのと同時に男性側も男性看護師にケアされたくないということだ。

これはなかなか大変な問題である。また男性で看護師になりたい人は通常の男性よりもものすごく「やさしい」人が多くて、職場環境で他の看護師に対してあたり負けしてしまうらしい。

ただ一方でいろいろ相手の気持を考えて先回り的にケアをしたり共感したりするのは女性が得意であるというのも思い込みで、相応にそのような男性もいるし、そういうケアが得意で好きな男性は少なくないはずだ。

患者や老人の慣れや習慣の問題も相当程度あると想像できるので、まずは病院や施設側が男性看護師や介護士をしっかり採用しながらお客様側にも慣れてもらう必要もあるだろう。

現状でも看護師不足なのだが、これからは供給不足(看護師や介護士の不足)でかつ需要増に(患者や老人の増加)なるので、都市部での看護師不足は深刻になるようだ。ロボット化やDXの導入による効率化などは避けられないと言っていたけれども、いうほど簡単じゃなさそうだね。最終的には単価の問題(誰かがたくさん払い、看護師や介護士がたくさんもらう)だろう。一方でそれはほかの産業から人を奪うことでもある。

コメント:介護の現場では力仕事など、男性ならではの出番があり、また凶暴な老人に対応できるのは、やはり男性というところもある感じがします。
私の友人の男性看護師もめちゃくちゃやさしい人で、彼はたくさんの技術を学びERなどの現場でも活躍している感じ。男性の医師が当たり前(婦人科であっても)に今までやってきたことを思うと患者側の意識、認識の問題だと思います。
完全なヒエラルキーがあった医療職が少しずつそれだけではやっていけないと、看護師にも権限を与えてきている上に、私が学生時代は看護師になるのに大学というのは数えるほどしかなかったのに、今は多くの看護学部がある大学があります。今は外国人にその職を開いてきているけれど、それならOKなのか。
ただそこには、人は人に受けとめてほしいという根底の気持ちが満たされるしくみができるかどうかであるような気がしています。

コメント:つい1ヶ月ほど前、2週間強入院していましたが、比率は少ないものの男性看護師も複数名おられて、他の看護師さん同様に大変お世話になりました。女性か男性か、と言う好き嫌いは個人的には無いのですが、180cm 80kgをベッドからベッドに移す、などの時はやはりみなさん大変そうでして、男性看護師の活躍の機会も多いと思います。
重要な職業と以前から思ってはいましたがいざお世話になる機会があるとますますそう思います。その道を目指される方に、性別問わず十分な機会があることを願います

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