家での共食頻度と食事摂取量の関係
2018年と2019年の国民健康・栄養調査の参加者(2人以上の世帯に住む20歳以上の男性3310人と女性3386人)を対象に、家庭内での共食頻度と食事摂取量の関係を調べた論文の紹介です。
朝食、昼食、夕食の共食頻度
0〜3回/日の4群に分け下記について調べた。
①栄養素の摂取量
②食品群別の摂取者の割合
③食品群別の摂取量
●共食頻度別の栄養素の摂取量
食事の共有頻度が高いほど、多くの栄養素(例えば、タンパク質、食物繊維、カリウム)で摂取量も高かった。
しかし、女性では、共食頻度とナトリウム摂取量との間にも正の相関が見られた。
●共食頻度別の摂取者の割合
摂取者の割合では、男女ともに豆類、ナッツ類、果物、キノコ類、魚、肉、卵、油脂類は、共食回数が増えるほど高い値を示した。
●共食頻度が多いほど野菜の摂取量も多い
男女とも共食の頻度が高いほど、いも類、野菜類、きのこ類、調味料の摂取量が多かった。
しかし、菓子類やし好飲料の摂取量は少なかった。
●感想
私自身、1人で食べる時はインスタントラーメンだったり、料理も手抜きのものだったりします。
誰か一緒に食べる人(家族や友人など)がいると野菜や果物を食事の中に入れたり、魚や豆類も食べないとなぁと考えたりします。
誰かと一緒に食べる環境が
自分自身の食事の内容にも
影響していそうですね。
出典はこちら↓
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