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包絡分析法 Data Envelopment Analysis:DEA

実例として効率的なバランスとなっているパラメーター(産出・投入)を最も効率的な収穫(効率性)を基準として、その他との比較を行う分析手法であるDEAではある。ところが、実例が本当に効率的なのかという問題が生じるだろう。公立病院でのデータ分析があったが、久米島の病院に資金投入したところで、アウトプット(収穫)が得られにくいということなのだろう。固定資産関係で非効率な条件となっているのだろう。


 自治体の効率性は投入指向型モデルが基本とあるが、実際のところ、平時では、そのモデルで良さそうであるが、昨今は、異常気象やコロナ関係などで緊急的な公共事業が多発しているなかで、投入指向で検討して失敗している事例が多いのではないか。例えば、アベノマスクなどは悪例だと思われる。結局は、廃棄されるマスクが多く生まれており、マスク量(産出)を固定してしまったために税金(投入量)が過剰になったといえるのではないか。

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