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自分自身を経営しようとした場合、自分の経営を戦略する場合の定義はどうなるだろうか。

競争戦略論

20221012
本日の授業の中であなたが最も印象に残った内容は何でしょうか。また、なぜそれが印象に残ったかについて詳しく述べてください。
 
 自分自身を経営しようとした場合、自分の経営を戦略する場合の定義はどうなるだろうか。
チャンドラー氏の経営戦略の定義によれば、「私の基本的長期目標の決定、とるべき行動方向の採択、これらの目標に必要な資源(時間・お金)の配分」ということになるだろう。
獲得・蓄積・情報的資源(80年代以降)という概念が含まれていないことが特徴である。
 給与所得者(サラリーマン)として生計を立てている戦略ではあることから、どこかの会社に所属していれば、従業員(私)の基本的長期目標を決定する優先順位は低いのではないか。会社(上司)のニーズにこたえることがまずは大切である。組織のニーズにフィット・適合させることが大切である。基本的には、職能別組織になっており、現在私が所属する外資系企業では、その傾向が強いのかもしれない。事業部制組織であれば、製品・事業・顧客により部門が組織化されている場合もあるだろう。
 私自身も、単一技能の戦略では、自分自身を差別化することが難しいだろう。よって、複数事業戦略・多角化戦略をとることが必要となるだろう。他方、多角化することで、成果を出すことが難しくなる可能性もある。自分自身を事業部制組織にすることは、自分自身を切り離せないことから馴染まないだろう。例えば、利益責任単位・自己充足的組織単位・自主的組織単位と区分できるだろうが、自分という個体は一つであるため、これも馴染まないだろう。概念として持つことはよいのかもしれない。
 組織は戦略に従う。Structure follows Strategy.
職能別組織になるのか、事業部制組織になるのか戦略次第である。
ということは、自分自身は職能別組織を戦略として持っていた方がよいのではないか。本当にそうだろうか。差別化するには、あえて事業部別組織の戦略をとることもできるのではないか。
 
私の目的の設定として、フォード理念を真似すれば、一般大衆への奉仕となるだろう。
どちらかといえば、単純にお金・サラリーを目的にするよりも、高尚な気がしてならない。しかし、実際はお金が欲しい。たくさん欲しい。フォードは車種を絞った、経営資源を一点集中した。その戦略をとった。T型車。低コスト戦略は、大衆のニーズにマッチした。これは、私の場合、残業時間無視の社畜になることにつながるのではないか。上司や会社のニーズにマッチさせる作戦である。
 効率的な自分経営が大切である。フォードの経験効果と同じように、多様な職種や業務を経験することにより、経験効果が働いて、業務効率が上がるということである。
 サラリーマン市場が成熟化することで、私へのニーズが減ることも実態として発生するだろう。会社は、年配の社員よりも、若い社員に交換するほうを選ぶだろう。自分の賞味期限を見極める必要もあるだろう。会社の利益が増えることで、少々賃金を払っても優秀で若い社員を雇う傾向になるのかもしれない。環境が変化しているのにも関わらず、成功体験があだになり、変化に対応しないサラリーマンになっていないだろうか。
 GM方式に自分を適合させたらどうなるだろうか。自分の能力の多角化をすることである。自分のできることを増やすという事である。仕事のアウトプットの種類を増やし、会社や上司の多様な要求に対応することが必要である。戦略として、いろいろなチャンネルを持つことが必要である。GMは事業部制組織の採用をした。管理を目的としたら、合理的となることを発案・実行した。きめ細かさが求められた。
 従来のやり方に固執したフォードと、GMは顧客のニーズに対応した。
なぜ現代のサラリーマンは従来(昭和・平成)のやり方に固執するのだろうか。なぜ、戦略を変えられないのか。現代のサラリーマンは、成功体験による思い込みがあらゆるところ(全社的)で共有されていしまっているからだろう。学習しないことを選択する。学んだことを捨ててしまったのが原因だろう。捨てることも大切である。
 サラリーマン個人として成功するには、環境・戦略・組織が多元的に適合していれば、サラリーマンとして成功するとい言えるだろう。組織構造も大切である。戦略の実行の対応できる、組織(自分自身)が必要である。多元的に成長することが必要である。
 組織と戦略は対である。組織にも戦略にも固執しないことが必要である。能動的な環境対応が求められている。組織→戦略→環境という流れもある。顧客の価値に訴求する可能性もある。というのは、自らの知識を増大させスキルを学ぶ、強化できれば、会社の中で環境を変えること可能である。サラリーアップや権限の拡大も可能である。コンティンジェンシー理論である。
以上

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