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2022/4/26 アメリカ研究概説 3回目

2022/4/26 アメリカ研究概説 3回目

振り返りコメント
 アメリカとの関りについて、グループワークで私以外の4名のコメントを伺ったが、皆が、アメリカに対して肯定的な印象を持たれており、衝撃を受けた。まるで、すべてを肯定するかのような印象をうけ、大きなお世話であるが、もう少し冷静になった方が良いのではという感覚を受けた。

<NHK>
要望書の内容
 アメリカ研究者たちは、NHKの放送ぶりが、アメリカの黒人に対する人種差別の実際を正確に反映されておらず、報道機関として誤った認識を視聴者に与えていることについて、NHKに問題点の提示、放送に至った経緯、再発防止策を求めたものである。

感想
 一般的な日本人視聴者にとって、アメリカの人種差別についてはなじみがなく、正確な知識・教養を持ち合わせている方は数パーセント程度ではないだろうか。なぜなら、普段生活している中で、黒い肌の方々と接することは多くの日本人にとっては少なく、また、差別を意識する瞬間はそうそう多くない、また、人種差別以上に、日常生活に追われ、他者の尊厳までに注意を払える余裕が少ない時代背景にあるからと推察する。日本においては、今後も、人種差別については国民的な議論にはならないだろうという個人的見解である。そのような見解からも、報道機関については、視聴者に誤解を与えるような報道を安易にするのは、日本の現状においては、専門家や研究者からしたら、見過ごせない状況であるということは容易に想像できる。

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